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青銅器(4)平成16年度美術史ゼミナール「中国の青銅器」第1回

1 はじめに

 標題の平成16年度美術史ゼミナール「中国の青銅器」という講座の募集があったので、応募した。

 昨年、平成15年度美術史ゼミナール「中国の陶磁器」という講座があり、いろいろ勉強させてもらった。
 この貴重な体験については、十分ではないけれど、このサイトの「中国の陶磁器ゼミナール」というコーナーに受講録を載せさせていただいた。

 今回はその続き。倍率は2倍以上であったとのことだったが、幸いにもくじ運が強く、抽選に生き残ることができて受講させていただけることになったのだ。
 今回も、自分の備忘録程度ではあるが、受講録を掲載していきたい。
 とりあえず、第1回目の受講録である。


2 今後のスケジュール

 まずは、これから約9ヶ月面倒を見てくださる学芸員のO先生、そして、受講生10名の自己紹介。
 まあ、これは紹介するわけにもいかないので省略する。

 続いて、これからのスケジュールが紹介された。

回数 月日 内容
第1回 5月22日(土) オリエンテーション
第2回 5月29日(土) 青銅器についての概説
第3回 6月26日(土) 殷周時代の青銅器について
第4回 7月24日(土) 戦国〜漢時代の金工について
第5回 8月28日(土) 隋唐時代以降の金工について
第6回 9月25日(土) 鏡について
第7回 10月23日(土) 工芸品としての金工について
第8回 11月27日(土) 企画展示の陳列計画作成
第9回 12月25日(土) 企画展示の陳列見学
第10回 1月22日(土) ギャラリートーク(1)
第11回 2月12日(土) ギャラリートーク(2)

 開催日は、基本的に各月の第4土曜日(月2回ある第5土曜日の5月と、2月を除く)、午後2時から4時。


3 講座の基本方針

 O先生から、講座の進め方について、ご相談があった。

 昨年のM先生による「中国の陶磁器」ゼミナールについては、1回目のオリエンテーションの時に、館蔵品目録を渡され、各自が研究発表する作品を選ぶことになった。

 しかし、今回は、ある受講生の方から「青銅器は基礎がまったくわからないので、何かを研究せよと言われても選べない」とか、昨年の受講生の方から「研究発表すると、自分が担当した作品については詳しくなるが、その他の分野では知識が乏しくなる」という意見が出た。

 ということで、当面はO先生の講義を中心に進めていくこととなった。


 少し悩んでいることがある。ということで、さっそく来週(5月29日)から講義が始まる。
 前回のゼミナールでは、M先生の講義でわかりにくい点は矢部良明氏の『中国陶磁器の八千年』という本を読んで補った。しかし、なかなか店頭に「わかりやすい青銅器」とか「趣味の青銅器」なんて本は並んでいない。

 どうやってフォローしていけば、ええんやろか。 


 

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