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(No05) 大阪歴史博物館見学記その3

  9階に降りる。9階は「中世 大坂本願寺の時代」及び「近世 天下の台所の時代」と名付けられている。



 文楽人形が展示されていた。
文楽人形  この人形はケースの中に展示されていた。
 しかし、その横には、文楽人形の頭(かしら)が展示されており、触ることができる。
 ボタンを押したり、レバーを引くと、眼をつぶったり、口を開けたりする。

 なかなか文楽人形を操作する体験はできないと思う。 


 

 右下の写真は、「道頓堀角の芝居」と呼ばれる芝居小屋の復元模型。縮尺は1/20である。

 天保9年(1838)頃の興行風景を再現しているそうである。

 舞台で上演されている演目は、「仮名手本忠臣蔵」の五段目らしい。

 

 







 左下の写真は、広島藩蔵屋敷の再現模型。

 縮尺は1/50のジオラマである。
芝居小屋

 青い部分は、川から屋敷部分に水路を引き込む「船入」
 水中の鳥居は、広島藩の鎮守社である厳島神社を模したものと思われる。
蔵屋敷  


 



 8階では、「なにわ考古研究所」と題されたコーナーがある。
 テーブルの上に出土した土器(ほんもの!らしい)の破片が並べてある。

 テーブルの周りには、土器の完成イラストが貼ってあり、「さて、この破片はどの土器のものでしょう?」といった具合に鑑定作業を体験できる

 何にせよ、ほんものに触れるのは、よいことだと思う。

 そのほか、地層のジグソーパズルや、コンピュータクイズなどがあり、子どもには受けるだろう。
出土品

 7階は「近代 現代 大大阪の時代」

 6階は特別展示室で、今回は韓国のこころと暮らし 高麗大学校博物館所蔵品展」をしていた。
 上海博物館もそうであったが、ここも基本的に写真撮影は自由。(特別展示は全面禁止だった。常設展示も、模型でなく実物の展示はフラッシュ撮影が禁止されている所もあった。)

 館の外側では、古墳時代の大型倉庫が復元されている。
倉庫正面  

 横に人間が映っているから、大きさはだいたいお分かりと思う。
 上写真は真横から撮ったので形が分かりにくい。
 で、斜めから撮ったのが右の写真。
 
 どうでもいいことだが、上の写真では空や雲が美しいが、右の写真では白く抜けてしまっている。
倉庫(斜め)

 中学生以下は、常設展示も特別展示も無料。つまり、長男は完全にタダであった。こりゃなかなかお値打ちだと思う。



 息子と二人で、楽しい一日であった。

 

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