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(No8) 台湾(台北)旅遊記 その8 故宮&忠烈祠

 
  
 2010年6月に初めて台湾の台北に行きました・・・・・の続き。





 次の目的地は忠烈祠であるが、実は足つぼマッサージに着いた頃から、また突然雨が降り始めていた。
 スコールのような豪雨で、劉さんはこれでは衛兵交代式は行われないと判断。

 そこで、急遽故宮博物院に先に行くこととなった。

 団体入り口は地下1階にある。そこで解説用のヘッドフォンを渡される。解説して一緒に回るのが30分、あと自由行動が30分なので、○○分までにバスに戻ってください。
 解説が要らない人は、ヘッドフォンを返し、すぐ自由行動に入ってもらってけっこうですとのことだったので、すぐに返して走るように3階へ。

 1時間フルに駆け回ったが、3階全部と、2階の半分くらい観てまわるのがやっとだった。

 最終日に再度行ったので、展示物などについてはそこで解説する。

 

 


 ということで、忠烈祠に到着。

 忠烈祠は、辛亥革命をはじめとする一連の革命、戦争で亡くなった志士、軍人ら33万人の英霊が祀られている。

 
 

 

 門の内側で向かい合う衛兵。
 無言、無表情の衛兵。

 
 なぜ、こんな写真を撮っているかというと、微動だにしていなかった衛兵が突然、右こぶしをぐりぐりと回し始めてびっくりしたからである。

 雨はなおも降り続いている。お付きの人が傘を差しかけて大殿へ向う。
  
 

 

 
 

 

 

 
 

 
 

 

 
 

 

 
 連続動作をご覧いただきたい。

 白い制服の兵士は、海軍所属だそうである。 

 

 

 
 この衛兵交代式は、予習をしてこなかったので、どんな段取りなのか知らなかった。

 上の方の写真で、門のところの衛兵が大殿に傘を差しかけてもらったのがあるが、そこについていく人がいっぱいいた。

 私もどうしようかな?と思わないでもなかったのだが、門のところでも何かあるのか?と迷っちゃって、どうも門のところでは大した動きはなさそうだと思って、大殿に遅ればせながら行った時には、既に時遅しだった。

 

 
 ガイドブックによると、銃剣を高々と投げ上げたり、素早く互いに投げ渡したりするそうだが、そうゆうシーンを見ることはできなかった。

 もっとも雨の時は、普段20分くらいかけるのに10分くらいに簡略化したりするそうだから、この日はそういう見せ場自体がなかったかもしれない。
  

 

 
 

 
 

 

 
 どうも中国人っぽいガイドさんがいたのだが、私にはよく分からない言葉で、お客さんに、自らカメラを構え、衛兵と記念写真を撮れと誘う(・・・誘っているように聞こえた)。

 

 ええ?ええのん?と遠慮がちに近づくお客さんに手振りで、「かめへんから、もっと近づき!ええねん!横行け!」・・・・・と言ってるように思えた。

 右写真は、まだ遠慮のあるバージョンだったのだが、向い側の衛兵にはべったり寄り添うような風景もあり、いくら何でもこれはあかんのんちゃうやろか?と思ったところであった。 

 

 
 

 

 
 

 

 よく「忠烈祠」と刻まれた門の写真が出ているが、下写真はその裏面。

 
 

 

 

 
 ということで、市内観光もここで終わり。

 
 今日のツアーは、それぞれのホテルまで送ってくれるのではなくて、ギャラリアという免税店で解散。

 

 いよいよラストに近いということか、今日のツアーを振り返る劉さん。

「保安宮 デ 結婚 デキルカ 占ッタケド モウ 私 結婚 デキナイカモネ。

 ウチ ノ 会社 未婚 ノ 母 二人 イルヨ」

とか言う。

 劉お姐さんは「原住民」という単語をよく使った。

 17世紀に福建人が移住してくる前から台湾にいた先住民族の呼称である。
 原住民というと我々日本人は差別的な印象を受けるがWikiによれば、中国語では先住民というと「既に亡んだ部族」という意味になるのであえて原住民と呼ぶらしい。
 いろいろあるもんだ。

 

「原住民 ハ 彫リ ガ 深イ。 ソレニ 目 ガ 大キイネ。ツマリ 美人。びびあん・すー ガ ソウネ。タダ 少シ 色 ガ 黒イ。

 私、原住民 ジャナイケド 田舎、南 ノ 方 ノ 生マレ ダカラ 色 黒イ ネ。

 昨日、夜、鼎泰豊 がいど シタ 女性 ハ 台北 生マレ。ダカラ 彼女 色 白イ ネ。デモ、彼女、目 整形 シタ。

 今、台湾、整形 流行ッテル。一番、多イ ノ 二重 マブタ」

 い、いや、別にそんなことまで教えてもらわんでも、というようなことまで暴露してくれる劉さんであった。

 

 

 


 
 

 どうもお疲れ様でした。

 
  

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