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(No12) 「食玩」コレクション集 WTM−08

 これまで集めた食玩コレクションであるが、ぼちぼち売っている店もなくなってきた。
 以前買ってた分で完結した分もあるので、一応キリを付けておきたい。


(1) パンター戦車G型

 第二次世界大戦末期の「バルジの戦い」の主力戦車。対戦車砲弾12発を喰らっても撃破されなかったというエピソードがあるそうだ。

  一番右側は冬季迷彩。番号付きがアンブッシュ迷彩。後姿を見せているのが3色迷彩。

 


(2) IV号対空戦車ヴィルベルヴィント

 上ががら空きなので危ないな、と思うのだがこれでも前の型のメーベルワーゲンという対空戦車が、普段は四方から装甲板を組み合わせた形になっているが、いざ砲撃をしようとする時は、その板を外側へフルオープンしなければいけない(乗組員は剥き出し状態)のに比べると大改善されたそうだ。

 2cm対空砲が4門。やっぱ、上から狙われるとやばいだろうなあ。

 左側は3色迷彩。中央が2色迷彩。右側は冬季迷彩。



(3) M10パンター

 ベースは(1)のパンターG型なのだが、ドイツ軍が、アメリカのM10駆逐戦車に似せて改造し、アメリカ軍に化けて進攻しようとした不思議な戦車が「M10パンター」。


 単色迷彩モデルなら「星」印までマーキングされており、いかにもアメリカ軍に似せたっぽいのだが、これは冬季迷彩モデル。よく戦車の砲口には穴の空いたキャップみたいなものが付いているが、あれはマズルブレーキといって、燃焼ガスをぶつけて逃がし、発射時の反動を和らげるものだ。これはそのマズルブレーキを外している。

 


(4) M4A3シャーマン

 M4シャーマンは第二次世界大戦時のアメリカ軍主力戦車。
、船積みする時に効率的に積めるよう、側面が垂直に切り立っているそうだ。

 

 写真は、単色迷彩バージョン。

 


(5) IV号駆逐戦車ラング

   ラングは、もともと48口径7.5cm砲を積んでいたIV号戦車に無理矢理パンターと同じ70口径7.5cm砲を積んだものである。戦車って、けっこうこの手の話が多いと思う。やたらノーズヘビーになるため、予備履帯(キャタピラ)とかいろんなものを後ろにもっていくようになったらしい。
 なお、「ラング」とはドイツ語で「長い」という意味だそうだ。

 これは3色迷彩タイプ。

 

 


(6) M8グレイハウンド装甲車&シュビムワーゲン

 M8グレイハウンドは37mm対戦車砲を積んでいるが、攻撃力も守備力も中途半端だった。
 後に砲塔を外し偵察専用に改造されたのがM20拘束装甲車である。
 シュビムワーゲンは、ドイツ版のジープ、キューベルワーゲンとは兄弟車両。水陸両用タイプで、水に浮くためにバスタブ型のボディを持ち、車体後部には航行用のスクリューを装備している。
 
 


 写真左が、冬季迷彩タイプのM8で、右が同じく冬季迷彩タイプのシュビムワーゲン。

 


(7) ティーガー戦車II型ヘンシェル砲塔

 ティーガーというとドイツ軍のエースというイメージだが、第二次世界大戦末期のドイツ軍の資材不足(燃料不足)はいかんともしがたく、十分な活躍はできなかったようである。

 写真は、アンブッシュ迷彩タイプ。

 


(8) M47パットン(シークレットアイテム)

 
行これは上の(3)「M10パンター」にちょっと似ている。すなわち、1965年アメリカ映画「バルジ大作戦」で、アメリカのM47パットンという戦車にちょいとグレー系の塗装をして鉄十字を描いてドイツ戦車(ティーガーII?)として登場させたのを再現したもの。
 もっとも、このM47パットン扮するティーガーIIは、映画用のニセモノだが、上のM10パンター(パンターがアメリカのM10に似せる)はマジである点が大いに異なる。
 

 


 

 

 これで、WTM−08シリーズは終わりです。もう売ってません。
  

 

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