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(No63) 奈良 法隆寺 その1
1.南大門 JR法隆寺駅から徒歩で20分少しらしいのだが、その日はちょっと急いでいたので駅前からタクシーを利用した。
おもしろい鬼瓦があったので撮ったのが右下写真。
左下写真は、南大門をくぐって、中門をめざすところ。
2.中門 左下写真は、中門(ちゅうもん)。飛鳥時代の建築で国宝。
先日読んだ『法隆寺の謎を解く』(著:武澤秀一。ちくま新書)に中門の柱が5本と奇数で、真ん中に柱が突っ立っているのは極めて異例だとあったからだ。
右下写真は、向かって右の金剛力士像。
左下写真は、中門を内側から観たもの。
右下写真は、中門の真ん中の柱を背にして北を向いたもの。
金堂と五重塔とは、当然横幅も高さも違うので、バランスは微妙なものとなる。
3.金堂 左下写真は、金堂(こんどう)。飛鳥時代の建築物で、国宝。 右下写真は、金堂のアップ。裳階から初層の間、初層から第二層の間に何やら霊獣が見える。
欄干の下に見える逆V(ヴイ)の字は、撥蟇股(ばちかえるまた)又は、人字形割束(ひとじがたわりつか)と呼ばれるもので、これも法隆寺建築の特徴の一つ。
その下を見てみよう。
北西角に廻ってみた。
右下写真は北西角の裳階と初層屋根の間。
右上の写真で、獅子は何やら「にやっ!」と笑っているようで、チェシャ猫のように見える。
金堂の見学ルートは東側から。ご覧のように行列ができている。
4.五重塔 左下写真は、五重塔。
右下写真は、五重塔の垂木を必死に支えている邪鬼。
左下写真は五重塔の上部。
東西南北それぞれの面からのぞき込むと、須弥山をあらわしたスペースのなかに、東面は維摩・文殊問答、南面は弥勒説法、西面は分舎利、そして北面は釈迦のみ金箔をはった入滅の場面が塑像群で表わされている。
法隆寺は全くすごい。 |