移動メニューにジャンプ

(No62) 奈良 興福寺 春日大社 

 奈良国立博物館から正倉院学術シンポジウムのお知らせがあり、聴講希望のハガキを出したら幸い当選した。

 場所は春日大社。受付は午前8時40分。えらい早いのであるが、自分で申し込んだんだから仕方ない。えっちらおっちら近鉄奈良駅から春日大社まで歩くことにした。

 

 


1.興福寺

 何度か書いたが、興福寺は近鉄奈良駅のすぐ近く。つまり、駅から東大寺だの奈良国立博物館だの春日大社だのに行く途中にある。

 下の写真は、朝焼けの空に浮かぶ五重塔
 

 右下写真は、菩提院大御堂(ぼだいいんおおみどう)。五重塔の南側。
 公開されていないので、門の外から少しのぞいただけ。

 画像等は、興福寺HPのここから。

 左下写真は、大湯屋
 
 要するに、興福寺の僧侶たちのお風呂場である。


 で、さらに東に進む。

 


2.春日大社

 左下写真は、一の鳥居。大湯屋から少し東。

 大社の参道のほんとの入り口である。
 境内地図は、春日大社HPのここから。

 右下写真は、旧奈良県物産陳列所。明治35年に建設されたそうだ。

 
 現在は奈良国立博物館所属の仏教美術資料研究センターとなっている。

 さらに歩を進めると、鹿苑や神苑を越え、二の鳥居に着く。
 二の鳥居から先へはなん人たりとも車や馬に乗ることは許されない。

 それで、ここに造られたのが、左写真の車舎(くるまやどり)。

 右下写真は、車舎の中にとめられた黒漆塗りの牛車。
 以前訪れた時には見逃していたので、ちょっとスッキリ。


 今回のシンポジウムのいわばオフィシャルフードが左下写真。神米粥(しんまいがゆ)というらしい。
 途中の神苑のそばにある荷茶屋(にないぢゃや)というところで出している万葉粥のことじゃないか、と思う。HPはたとえばここ

 今回のシンポジウムの当選通知には、
(1) 会場付近には食事施設はありません。
(2) 会場内で飲食はできません。
(3) 弁当などを持参された方は、自由に奈良公園内でお召し上がりください。
(4) 別紙のハガキで神米粥(1000円)をお申し込みの方に限り、会場内でお召し上がりいただくことができます・・・・・・とあった。

 
 もし雨でも降ったらどうするのか、傘さして弁当も食ってられないな、と思い、すぐさま申し込んだ。

 会場内のほとんどの人が申し込んでました。

 長いシンポジウムを終えると、すっかり暗くなってました。

 街灯ってものがないので神社の参道が暗い、暗い。

 おまけに、道の両脇じゃ鹿がガサゴソ!ガサゴソ!と足音をたてるし、突然不気味な声で鳴き声をあげるし。
 

 

 市街地に戻るとほっとしました。右上写真は、夜の闇に浮かぶ興福寺五重塔。
 

 

 


 長い、しかし有意義な一日でした。

 どうもお疲れ様でした。
 
  

inserted by FC2 system