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アジア映画れびゅう(48) 「酔拳」  

(ご注意)思い切りネタばれです。まだ観てなくてストーリーを知りたくない人は、お気をつけください。
 
また、記憶違いなども多いでしょうが、ご容赦ください。


「蛇拳」

(ストーリー)
 黄飛鴻は、拳法道場のどら息子。自分の手には負えないと業をにやした親父さんが、友人のカンフー名人、蘇化子に息子を託す。

 辛い修行なんかまっぴらの黄だったが、殺し屋鉄心という男に痛い目にあわされ、股くぐりの屈辱をなめさせられる。
 何とか強くなってこの恨みをはらそうと発奮、酔いどれ親父の猛特訓で酔拳を身に付け、とうとう復讐をとげる・・・・・というお話。簡単に言うとね。

(あれこれ)

 冒頭、何か日本語のテーマソングみたいなのが流れた。

 また、ワンチャイでおなじみの音楽も流れるが、主人公は黄飛鴻という設定だから、それもやむ得ないか。



 本当に酔拳というのは有効なのだろうか。以前、マジの演武大会(の映像)で酔拳を見たことがある。

 酔っ払いのように身体をふらふらさせたり、イナバウアーのように上体を反らし片手は高く掲げて、いかにもその手にもった瓶か何かから酒を口に注ぎこむような格好をしていた。どてっと倒れ伏したか、と思うと体操の床運動かのようにすくっ!と起き上がってみたり。映像的にはおもしろいが・・・・・。

 さて、相変わらずいい味出してる袁小田。酒がきれるとザコキャラの棒術のワンにも負けるなど、完全に「アル中」状態である。

 この映画も「蛇拳」以上にシンプル。「蛇拳」と出演俳優もほとんど共通しており、親しみを感じつつ、至ってお気楽に楽しめます。 

 


(資料)
1978年 香港作品
監督:ユエン・ウーピン(袁・和平)
主演 役名 俳優
黄飛鴻 ジャッキー・チェン
蘇化子 ユエン・ショオティエン(袁小田)
殺し屋鉄心 ホワン・チェン・リー(黄正利)

原題 Drunken Master  酔拳


★★★☆


 お疲れ様でした。

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