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(No137) 大阪歴史博物館 特別展「聖地チベット」鑑賞記 その3 平成22年2月14日(日)、上記展覧会を観に行った時のメモ(完結編)。
第3章 元・明・清との往来
95 パクパ坐像 HPの解説文は、「剃髪(ていはつ)し、衣をまとったパクパ(1235〜1280年)は、胸前の両手で印を結び、正面を見つめている。 画像は(リンク切れになるまでだが)HPにて。
フビライが帝師に与えたもの。パスパ文字が16字刻されている。画像はここで。 HPの解説文は「帝師は、文字通り「皇帝の師」を意味する元朝における僧侶の官職名で、元の世祖皇帝の即位以降、チベット人僧侶から戒を受ける習わしがあったことによる。 画像は(リンク切れになるまでだが)HPにて。
シャーキャイシー(1354〜1435)老齢時の姿を描く。ゲルク派の開祖ツォンカパの弟子。顔の右に「至善大慈法王大圓通佛」という字が書いてあった。左にはチベットの文字だろうか?
明の宣徳帝がタクカル・ロップン・リンチェンペルを武官職に任命した時の辞令文書。
明宣徳朝の景徳鎮窯による碗。宣徳だけあって、いい色合い。画像はここで。 HPの解説文は「口縁部(こうえんぶ)はやや外側に反り、胴部は湾曲(わんきょく)して底はすぼまり、高い脚部によって支えられている。 画像は(リンク切れになるまでだが)HPにて。
第4章 チベットの暮らし 88 燭台 酥油(ヤクや羊のミルクから作った油)を入れる燭台。
酥油茶、いわゆるバター茶といわれるものを作る道具。
木の枝や葉は、ルン病関係は青、チィーパ病関係は黄、ペーケン病関係は白に色分けされており、葉のところに、ルン病でゆうとニンニクの絵やオイルマッサージをしている絵などが描かれている。 あと、黄色い葉や白い葉に描かれたイラストもそれぞれの病気に合わせた各種対策が載せられているのだろうが、内容はよく分からなかった。 121 四部医典・中毒関連図 サソリなどが描かれていた。
122 四部医典・人体骨格図 HPの解説文は「チベットには、古くからインド、中国、そして西方からはギリシャの医学思想や医療技術が伝えられたといわれ、なかでもインドのアーユルヴェーダ系からの影響が強いとされている。 画像は(リンク切れになるまでだが)HPにて。 解説文によると五つのドクロは、貪欲、妬み、愚かさ、幼稚さ、欲情の五悪の克服を象徴しているそうだ。 チャム(僧侶による仮面舞踏)のチティパティ(鳥葬場の守り神)。理科室にあった骨格標本をイメージしてもらえばいい。額に三つめの「目」があり、頭上のドクロ(顔面もドクロなんだが)には蛇がはう。画像はHPにて。 HPの解説文は、「ツャムは、チベット仏教で行われる僧侶による仮面舞踊会で、祈祷呪術を伴う密教儀礼といえるため、伝法灌頂(でんぽうかんじょう)を受けていない人物は参加できないという。 アチェラモ(民間演劇)におけるゴンバ(漁夫、狩人) 114 ドゥンチェン ドゥンチェンとは、チベタンホルン。アルプスホルンによく似ている。三つに分解されてるのを組み立てる・・・というのも同じ。まあ、一本まるまるじゃ、仕舞うのも大変だろう。 115 ドゥンチェン架 ドゥンチェンの先を支える台。二体のチティパティの模様がついていた。確かにこういうものがないと、地面に着いて汚れてしまうだろう。持ち上げるのは大変だし。
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