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(No09) 「食玩」コレクション集 WTM−05

 これまで集めた食玩コレクションであるが、ぼちぼち売っている店もなくなってきた。
 以前買ってた分で完結した分もあるので、一応キリを付けておきたい。


(1) ティーガー I 初期型重戦車
ティーガーIアフリカ迷彩 ティーガーI単色迷彩

  左側はティーガーI初期型重戦車・アフリカ迷彩。右側は同・単色迷彩。

 


(2) ポルシェティーガー(プロトタイプ)
 手前がポルシェティーガー(プロトタイプ)・2色迷彩。

 奥が同3色迷彩。

 ポルシェとは、あのスポーツカーのポルシェ社のこと。

 ヒットラーが重戦車の開発を命じたコンペで採用されたのが、もともと鉄道車両を製作していたヘンシェル社のもので、ポルシェ社は敗れた。

ポルシェティーガー

 (1)のヘンシェルタイプは装甲が厚く、被弾しても修理して使えるなど実用的だったが、ポルシェ博士のデザインはどうもアイデア倒れだったらしい。

 なお、こうしたウンチクは私がもともと知っていたのではなく、すべて同封の解説書に書かれていたものである。(以下、同じ)


(3) ティーガー II 重戦車(ポルシェターレット)

 ティーガーIIにもポルシェタイプとヘンシェルタイプがあるそうだ。


ティーガーII 

 これは、ヘンシェル社の車体にポルシェ社の砲塔を載せたもの。

 ポルシェ博士はエンジンで発電しモーターで走る車体を開発しようとしたが、これが一向に完成しない。

 で、砲塔だけは完成していたので活用したのだが、わずか50両しか作られなかったそうだ。

 手前が2色迷彩。奥の左側が単色迷彩。奥右側が3色迷彩。

 


(4) ヤクトティーガー(ヘンシェルタイプ)

 ヤクトティーガーとは、第2次世界大戦末期に開発された重駆逐戦車。要するに相手戦車をも破壊しちゃう威力を持つ戦車だ。

 やたら車体をでかくし、装甲を分厚くし、巨大な12.8cm砲を搭載した。

 それはいいのだが、あまりに重くなりすぎ、
(1) 工場のクレーンで吊り下げられないから量産できない。
(2) 草や木をかぶせてカモフラージュしても轍(わだち)が深いから敵機にすぐ発見される。
(3) 足回り、エンジンに猛烈な負荷がかかるのですぐ壊れる。
(4) エンコしても重すぎて回収できないから自爆処理せざるを得ない。

 

ヤクトティーガー

 まるで笑い話である。手前が3色迷彩。奥が冬季迷彩。

 


(5) ヴィットマン ティーガー(スペシャルマーキング)

   これがこのシリーズのシークレットアイテム。
ヴィットマンティーガー  世界一有名な戦車兵ミヒャエル・ヴィットマンが乗っていたティーガーI。

 特徴は、と言うと主砲の先のしましま模様。

 よく戦闘機で撃墜機数の星印を機体に描いたりするが、この模様で88台の敵戦車を撃破したことを示すのだそうである。

 

 


(6) JSU−152 重突撃砲

 ちょっとヤクトティーガーに似た感じのソ連軍の自走砲。

 
 JS−2スターリン戦車の車体にに、戦車に載せる砲としては最大級の152mm砲を搭載。

 手前(左側)が3色迷彩。
 中央が冬季迷彩。
 奥(右側)が単色迷彩。

 
JSU−152


 


(7) ハーフトラック

 はっきり言って、開けた瞬間「あちゃ〜。ハズレだああ」と嘆いてしまうハーフトラックたち。

 
ハーフトラック  左側がドイツのsd.Kfz251ハーフトラック3色迷彩イエローベース。

 中央は、M3ハーフトラックサンド迷彩。
 右側は同2色迷彩。

 

 


 

 これで、WTM−05シリーズは終わりです。もう売ってません。
  

 

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