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(No254) 立川談春独演会 鑑賞記その4 平成23年4月30日(土)、京都府立府民ホール アルティで開催された立川談春独演会のメモ。
「あの・・・・・その給金の中から15両、貸してください」 え?違う?三浦屋の高尾?あ、ああ・・・・・(と思い当たった様子。次にかみさんに向かって)どうすんだよ!」 いや、ああゆう一流の店は格式だの、しきたりだのゆうのがあって、そいつが何段もあるらしいんだが、何をどうしてしきたりをくぐりゃあいいのか・・・・。 誰か、そうゆうしきたりに詳しいやつぁいねえか? 何?いる?裏の医者?ああ、いるな。薮医者で有名なんだろ?名前、なんての?薮井竹庵?・・・・・すごい名前だね。本当の名前?へぇ〜〜。 「(久蔵が真剣な口調で)一目でいいんです。会えば思いが叶う。会いたいんです。マジなんです・・・」
着物?いいとも、貸すさ。持ってっておくれ。何?マゲ?よぉし、任せとけ。腕に”より”掛けて・・・・ 久蔵が普段、皆に親切にしていたからでしょう。それが回りまわって、近所の連中、我が事のようによってたかって、一人の若旦那をこしらえちまった。 「(迎えに来た竹庵、感心して)ほぉ〜馬子にも衣装、髪形というが・・・・。 で、申し訳ないけど、ああゆうとこじゃ、紺屋の職人じゃどうしようもない。野田の醤油問屋の若旦那ってことにしましょう。 「(親方、心配げに)振られんぞ」 こうして、神田お玉が池、紺屋(こうや)六兵衛のうちから二人連れが吉原へ・・・・・。
どうも、お退屈さまでした。殴り書きのメモとうろ覚えの記憶で勝手に再構成してます。聞き違い、記憶違いはご容赦ください。 |