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(No4) 高校受験 基本の基本編 その2

 ネットで「高校受験」を検索するといくつか勉強方法のHPが出てくる。

 そのうち「高校受験研究会」と「高校受験ナビ」というHPがなかなか参考になりそうなんで、分野別にまとめてみたい。


 
 
1 定期試験の勉強方法


(1) 定期試験は各学期の成績に影響し、公立試験に関係の深い内申点に影響するので、しっかり対策を立てること。

(2) 中間テスト(5教科)なら7〜10日前に始める。期末テスト(9教科)なら10〜14日前に始める。

(3) 「○日の△時〜△時までの時間に、英語の問題集□〜□ページをやる」といった具体的な計画を立てて紙に書く。

(4) 試験が始まる2日前までに、テスト範囲全ての学習を終えるように計画を立てる。

(5) 試験の前日は、次の日の試験科目の総復習にあてる。

(6) 間違った問題は、全て手を使って、解き直すこと。

(7) 試験が終って返ってきたら、出来なかった問題は「なぜ出来なかったのか」を反省すること。
→ ア もともとそこまで勉強できてなかったのか?
  イ 覚えたつもりだったが、間違って覚えていたのか?
  ウ いったん理解したつもりだったが、繰り返しが少なくて覚えきれておらず、当日、やり方を思い出せなかったのか?
   エ もっと基本的な問題は覚えたのだが、少しひねられて(応用問題になって)覚えた内容を活かして解答することができなかったのか?

(8) 「どういうやり方でテスト勉強していたら正解できるようになっていたのか」を考えて、次に活かすこと。

(9) 前日に夜更かしして丸暗記する「一夜漬け」は、生活のリズムを崩すし、すぐ忘れてしまう。結局、その場しのぎで、その定期試験ではある程度の点数を取れたとしても、今後には役立たず、伸び悩むことになる。

(10) 「復習」を十分にすること。解けなかった問題を2、3度解き直したり、覚え切れていない用語をチェックして、必ず自分の手で書いてみること。

 プリントやノート、教科書を目で追うだけでは非常に浅いレベルでしか勉強していないことになる。すぐに改めること。

(11) 図形は、定規を使わずフリーハンドですばやく丁寧に書けるようにすること。

(12) 定期試験は範囲が限られているから、浅い学習方法、一夜漬けでもある程度の点数は取れる。しかし、それは「その場だけではなく、1週間後、1ヵ月後、半年後」でも解ける「実力」にはなっていない。

 模擬試験、実力試験、高校入試問題で実力が分かる。

 数学で定期試験で60点程度しか取れないなら、入試では30点程度しか取れない。 



2 内申点対策

(1) 中3の2学期には、内申はほとんど決まってしまう。

(2) 校則違反は絶対にしない。

(3) 学級委員など役員には積極的に立候補する。

(4) 先生に積極的に質問や受験相談をする。

(5) 5教科以外は、絶対に提出物の期限を守ること。


3 「過去問」対策

(1) 「過去問」は出題傾向や出題形式を肌で知り、学習の方向性を定めるためにも早めに入手する。

(2) 遅くとも中3の夏休みには解いてみる。

(3) 解き終えたら必ず採点して得点を計算する。

(4) 「志望校合格に必要な点」から「自分が取れた点」を引く。そして、合格するために、あと何点実力を上げなければならないかを確かめる。

(5) 間違えた問題について、なぜ間違えたかを考える。習っているのに解けなかった問題については、どの分野が弱かったのかを調べて、どうすればあと○点上げられるようになるかということを今後の勉強の重要課題とする。 


4 「模擬試験」対策

(1) 実施される模擬試験は必ず受ける。

(2) 受けただけでなく、受けた後が大切。

(3) できたか、できなかったか・・・ではなく、なぜできなかったのか?どうすればできるようになるのか?を確認することが大事。

(4) そして、次の試験の時に、できなかったことができるようになったのか?を知ることが大切。

 


 

 なかなかためになるHPである。

 
 どうもお疲れ様でした。

 
  

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