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(No44) 東大寺 四月堂・三月堂ほか

 
 二月堂からおりて、三月堂の仏像を鑑賞に。  

 

 


1.四月堂

 二月堂と三月堂は知っていたが、四月堂というのがあるとは知らなかった。

 
 三昧堂とも呼ぶらしい。

 

 


2.鹿さん

 歩き疲れたので、とある売店で缶ビールを買い、ベンチに腰をおろした。

 
 ふと、横を見ると鹿さんがつぶらな瞳を見せていた。

 この鹿さん、よく鳴いてました。

 「奥山にもみじ踏み分け鳴く鹿の〜」というが、やっぱヤギに似た声である。

 あの声聞いて、秋の悲しさを感じるだろうか。

 

 


3.手向山八幡宮 その1

 さっきのベンチは、手向山八幡宮の近く。

 
 

 

 


4.手向山八幡宮 その2

 これが神社の本殿とおぼしきあたり。

 
 

 

 


5.三月堂(法華堂)

 三月堂という名前で有名だが、当初は本尊の不空羂索観音から羂索堂と呼ばれていたそうだ。ところが、毎年3月に法華会(ほっけえ)が行われたことから、法華堂(俗には三月堂)と呼ばれるようになったらしい。

 
 法華堂

 ここも、東寺講堂の立体曼荼羅を思わせるほど、仏像がつまっている。

 不空羂索観音(国宝、362cm、乾漆造、天平時代)、
 日光菩薩(国宝、207.2cm、塑造、天平時代)、月光菩薩(国宝、204.8cm、塑造、天平時代)

 梵天(国宝、402cm、乾漆造、天平時代)、帝釈天(国宝、403cm、乾漆造、天平時代)

 持国天(国宝、309cm、乾漆造、天平時代)、増長天(国宝、300cm、乾漆造、天平時代)、広目天(国宝、304cm、乾漆造、天平時代)、多聞天(国宝、310cm、乾漆造、天平時代)

 吉祥天(重文、202cm、塑造、天平時代)、弁財天(重文、219cm、塑造、天平時代)

 地蔵菩薩(重文、84.3cm、木造、鎌倉時代)、不動明王像(重文、86.5cm、木造、鎌倉時代)

 なお、執金剛神像(国宝、170.4cm、塑造、天平時代)は非公開(12月16日に特別開扉)。

 ちょっと密度高すぎ。
 西山厚氏が『仏教発見!』(講談社現代新書)で、「日光菩薩と月光菩薩は、法華堂ではその魅力を十分に出し切れていないように思っていた。本当は占めることができる広さを与えられていないからである。もとは別のお堂にあったので、占めるべき広さの場所がないのだろう」と書いている。

 


6.仁王堂

 法華堂から、少しあがったところにある。う〜ん、名前、不動堂やったかな?
 お堂の中では、何やら祈祷をされていた。

 

 


7.法華堂経庫

 その名前からすると、やっぱ法華堂の収納庫なのだろう。

 
 たしか、これも国宝だったと思ったのだが、東大寺HPによると重文だった。

 

 


8.二月堂・三月堂

 四月堂の前あたりから、二大エースを撮ってみました。

 
 右が三月堂。左に見えてるのが二月堂。

 

 


 

 

 どうもお疲れ様でした。

 
  

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