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(No105) 頭塔 その2 

 ここで上空からの写真を観ることができる。これでまず全体イメージをつかんでいただけるとありがたい。

 距離があるので石仏の詳しい状況をつかむのは難しい。南面などは現状保存されているので、山の中にあって確認すらできない石仏も多い。

 また、いただいたリーフレットの内容と、現地見学小広場内の解説パネルの内容とが微妙に食い違っていたりもする。

 どうも、あと一息ですっきりできるのだが、もどかしい。
 解説パネルでの仏像画像を撮らせていただいたので、私自身が撮った写真と比較してみたい。以下に掲載している写真で二段になっているもので、下が私が撮ったもの。上段ないし1枚だけのものは解説パネルの写真である。
 なお、「1´」は1枚だが、これは解説パネルには画像がなかったので、私の写真である。



 


【 配置図 】

 見にくいが、左は頭塔の平面図。

 上記サイトの航空写真は、左の平面図と違い南側の森が上になっているのでご注意いただきたい。 

 数字の青色と赤色の区別だが、従前から発見されていた13基の石仏の位置を赤字で表現している。
 
これらは昭和52年に重文指定がなされたそうだ。

 青色の数字はその後の発掘調査で新たに発見された石仏を示す。平成11年までに14基の石仏が発見され、平成14年にそのうち9基が重文に追加指定されたそうである。左の青色数字は、後に発見され重文に追加指定された9基の位置である。

 下表の名称では、まずリーフレットに記載された名称を書き、続く「かっこ」内に解説パネルに記載された名称を書いた。

 
番号で「´」(ダッシュ)がついている数字は、解説パネルに写真が載っていないものを示す。


【 北面 】

番号 名称 画像
浮彫如来及両脇侍ニ侍者像
(如来三尊及侍者像)
1´ 浮彫如来及一侍者像
浮彫如来坐像
(如来坐像)
浮彫如来及両脇侍ニ侍者像
(如来三尊像)
3´ 線彫如来立像  
浮彫如来及両脇侍ニ侍者像
(如来三尊及侍者像)
浮彫三如来坐像(如来坐像)





【 東面 】

番号 名称 画像
浮彫諸尊像
(諸尊像)
6´ 線彫諸尊像  
浮彫如来及両脇侍ニ侍者像
(如来三尊像)
浮彫如来及両脇侍ニ侍者像
(如来三尊及侍者像)
浮彫ニ如来及六侍者像
(ニ仏並坐像)




【 南面 】

番号 名称 画像
10 浮彫如来坐像
(如来坐像)
10´ 浮彫如来坐像 (※ 石野注) ここでちょっと疑問がある。リーフレットでは、この場所の石仏の画像として上記「10」と全く同じ写真(・・・・・としか思えない)が掲載されている。
 リーフレットとパネルと、どちらが正しいのだろうか?
11 浮彫如来及両脇侍ニ侍者像
(如来三尊像)
11´ 浮彫如来及一侍者像  
12 浮彫如来及両脇侍ニ侍者像
(如来三尊及侍者像)




【 西面 】

番号 名称 画像
13 浮彫如来及両脇侍ニ侍者像
(如来三尊及侍者像)
14 浮彫如来坐像
(如来坐像)
15 浮彫如来及両脇侍ニ侍者像
(如来三尊像)
15´ 浮彫如来樹下坐像  
16 線彫涅槃図
(涅槃図)



 
 どうもお疲れ様でした。

 
  

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