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(No4) 台湾(台北)旅遊記 その4 孔子廟 

 
  
 2010年6月に初めて台湾の台北に行きました・・・・・の続き。




 孔子廟の境内に入る。

 劉さんは、「ココ ハ 孔子廟。台北 デハ ココダケ。サッキ ノ 保安宮 ハ オ医者ノ神サマ ガ めいん ダケド、他 ニモ イッパイ 神様 イテル。
 他ノ神様、オ祭リ ノ時、応援 ニ 行キマス。

 ココ ハ 孔子様 ダケネ。ダカラ、サッキ ノ オ寺 ヨリ 静カ デス」とのこと。
 

 
 ここが正殿。

 正式名称は大成殿というらしい。

 劉さんによると「デモ、ココ、コレカラ 忙シクナル。

 台湾、7月 ガ 受験しーずん ネ。高校 ノ 受験、大学 ノ 受験、ソレカラ 公務員ノ受験 ガ アル。

 台湾人、実力3割、運7割ッテ 考エル。ダカラ、受験スル人、ミンナ孔子廟 ニ 来ル。ミンナ来ル カラ、来ナイ人、受験 ニ 負ケルネ。」

 縁起かつぎで、「運」に通じるとされる大根やセロリ、ねぎなどを食べたりもするそうだ。

 また、ここは柱に特徴があるらしい。先ほどの保安宮では柱にいろいろ字が書いてあったが、ここの柱には一切文字が書かれていない。

「ココ、学問 ノ 神様、祀ッテルネ。ヤッパリ、学問 ノ 神様 ニ 字、見ラレルト 恥ズカシイ カラ 書カナイネ

 それと主柱が太いのだが、それは焚書に備え、柱に儒教の経典を隠したことに由来するそうだ。

 
 あと、屋根の上には珊瑚玉でなく、塔が立っているのも特徴らしい。(右写真) 

 

 

 
 屋根の先には、直接龍ではなく、筒のようなものが置かれてあった。(下写真) 


  

 
 これは、正殿の裏側。

 特に華美な壁画は描かれていない。


 暑いのでバスに戻ってもらってもけっこうですと劉さんが言うので、多くの人は引き揚げていった。

 しかし、せっかくなんで、さっと境内を回ってみた。

 
   周囲の回廊には、儒学者の位牌なども祀られていた。

 誰か有名な人、名前の分かる人はいないかと見渡してもみると、ガラスに反射して見難いが、右端から司馬光欧陽修范仲淹などの名が見える。

 

 

 
 右写真は櫺星門(れいせいもん)。扉には他の廟のように神様が描かれておらず、代わりに金色の門釘が打たれている。

 

 
 壁の内側には麒麟が描かれている。

 廟の周りは木が繁り、のんびりしたスペースになっている。

 太極拳に興ずるグループもいた。

 
 見てると、何かふっくらした猫のような、イタチのような動物がさささっ!と走って、樹の上に駆け上がった。

 右写真で見にくいかもしれないが、枝の上の台湾リスがお分かりだろうか?

 

 では、次なる目的地へ。

 

 

 


 
 

 どうもお疲れ様でした。

 
  

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