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(No21) 台湾(台北)旅遊記 その21 故宮博物院の文物 その4

 
  
 2010年6月に初めて台湾の台北に行きました・・・・・の完結編と言ったが、まだ続く。





 続いて2階の西フロアを観て回る。

 北側の204・206号室の「筆に千秋の業あり」が。展示概説はこちらで。


 唐 顔真卿 宋拓多宝仏塔碑 冊、明 文徴明 赤壁賦 巻、清 翁同龢 臨東坡維摩賛真跡 巻 の画像のある展示作品解説は、ここから。


 画像はないし、どんな字体だったかの記憶も定かではないのだが、作者の名前だけを覚えているものを。


 唐 欧陽詢 宋拓九成宮醴泉銘、宋 蘇軾 書次韻秦太虚見戯耳聾詩、宋 黄庭堅 書苦筍賦、宋 米芾 書送提挙通直使詩、宋 陸游 上間台功閎尊眷尺牘、元 趙孟頫 書朱子感興詩、元 倪瓚 書詩五則 など。

 


 2階フロアの吹き抜け近くの202号室で展示してる「巨幅の絵画」の展示作品概説はここから。
 巨幅というだけあって、縦長の軸は3mを超える。「清明上河図」は横が10m以上だし。

 清 院本 清明上河図、清 沈源 清明上河図、清 唐岱孫祐ら 絵慶豊図、明 張宏 棲霞山図 の画像がある。

 私は、清院本よりも、北宋末の張択端の「清明上河図」の方が好き。まあ、単に橋の上の店が小屋掛けになってなくて、様子がよく分かるだけの話なのだが。

 以前『アジア遊学 11号 特集 『清明上河図』をよむ』という本を買い、いやほど細かい分析がなされているのは知っているのだが、省略する。

 『故宮博物院 秘宝物語』(著:古屋奎ニ。淡交社)によると、清院本の11.5m以上の絵の中に猫が何匹いるか・・・というと、河べりの家の屋根の上に2匹だけいるそうなのだが、予習をしてなかったので、もちろん現地では確認していない。


 画像はHPにないのだが、明 文徴明 松下観泉 や 民国 張大千 華岳高秋 の方が印象深かった。

 



 208号室という小さな部屋では「静観建福」という丁観鵬という画家が建福宮花園を描いた作品の展示会があった。

 展示概要はここだが、内容は省略する。

 


 210及び212号室では、かつての副館長江兆申氏の夫人が寄贈した書画篆刻が展示されていた。展示概要はここだが、内容は省略する。

 


 これで2階フロアは終わり。はっきり言って書画のコーナーは、青銅器や陶磁器、玉器に比べると物足りなかった。

 


 

 どうもお疲れ様でした。

 
  

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