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(No30) IAAF 世界陸上 2007大阪 8月27日(月) 第2部 観戦記その1

  
2007年8月27日(月)、末っ子と一緒に世界陸上を観に行きました。夜の部です。


 世界大会だけあって、セキュリティチェックが、いつものJリーグなんかと比べるとえらい厳しい。


(左写真 入場直後のスタンド)

 まず、金属チェックでゲートを通る。

 ボランティアの人が「時計とか携帯は、ゲート通る時、この袋に入れといて」とビニール袋を渡される。

 おかげさまで二人とも無事通過。

 次に手荷物チェック。

 金属のもので「傘ありますか?」「水筒ありますか?」と聞かれる。

 両方とも「はい」と答えると、(折り畳み傘だったのだが)一度開いて見せてくれ。水筒は向こうのコーナーで中をチェックしてくれとのことであった。

 Jリーグの時は、缶、びんはチェックされ、入場の時、コップに移し替えるよう言われる。しかし、ペットボトルはOK。

(右写真は、ハンマー投げの投擲ゾーン。
 ものものしい感じがするが、これでも従来のものより支柱の数を減らし、見やすくなるよう工夫しているそうだ)

 しかし、HPを見た時、確か、個人の水筒はOKだが、ペットボトルも会場内持込はNG・・・・とあったので、わざわざ水筒にしたのだが。

 

 自由席なので、6時過ぎであったが早めに場内に入った。

 

 私の席は一番安い自由席。何なら世界陸上HPのチケット欄を見ていただければよいが、自由席というとオレンジの皮の部分なみに薄っぺらい、スタジアム最上段の一部である。

 1枚目の写真でいくと、低いゲートの上の、最上段上から数えて5、6段ほどの席である。1枚目の写真でも、そこのゾーンはいっぱいである。

 末っ子が弁当が食べたいというので買った。詳細は上の写真で。お値段は800円なり。自分の好きなおかずやご飯が入っていたとご満悦であった。


 何か会場の観客を楽しませるアトラクションがあるのか?と思っていたが特になかった。

(表彰台の後ろに立つタイソン・ゲイなど)

 大型スクリーンでは前日までのハイライトなどが流されるが、国際大会ということを意識してか、アナウンスは英語のみ。

 何か、ちょっとほったらかされてる感じ。
 
 と、前日の男子100mの表彰が始まった。 
(右写真は、表彰台から手を振るタイソン・ゲイ)

 世界最速の男、タイソン・ゲイの登場である。

 私らは、いわゆる「バックスタンド」側であり、「メインスタンド」側じゃないんで、背中しか見えない。

 しかし、場内はすっかり活気づいた。

(左写真は、場内スクリーンに大写しになったタイソン・ゲイ)

 しかし、濃い顔やなあ。


 さて、午後7時30分。いよいよ、ハンマー投げの決勝が始まる。

(右写真は、決勝に出る12人。この写真には11人しか写ってない。
 スタート順から行くと、いないのは1番のベラルーシのVadim DEVYATOVSKIY(ワジム・デビャトフスキー)だろうか)

 何かにつけ選手はメインスタンド側に向かって立つので、私の席から見えるのは背中ばっかり。

(左写真は、大スクリーンに映し出された室伏選手)

【 第1投 】

 3投目までは、スタート順に従って、順番に投げていく。 


(右写真は、1投目のチホン)

 1番目は、先ほどのVadim DEVYATOVSKIY。ゼッケンは370番。

 2番目は、Olli−Pekka KARJALAINEN(オリペッカ・カリャライネン)。フィンランドの547番。

 3番目は、Esref APAK(エスレフ・アパク)。1058番。トルコ。
 
 

 4番目は、Primoz KOZMUS(プリモジュ・コズムス)。993番のスロベニア。 

(右写真は、1投目のチホン)

 5番目は、Ivan TSIKHAN(イワン・チホン)。ベラルーシ出身で375番。優勝候補最右翼。

 6番目は、Krisztian PARS(クリスチャーン・パルシュ)。ハンガリーの672番。

 7番目は、Ali Mohamed AL−ZINKAWI(モハメド・ジンカウィ)。795番。KUWってクウェートかな?

 8番目は、Koji MUROFUSHI(室伏広治)。750番。

(左写真は、1投目の室伏)

 9番目はMiloslav KONOPKA(ミラスロフ・コノプカ)。1019番。スロバキア。

 10番目は、Szymon ZIOLKOWSKI(シモン・ジュウコフスキ)。908番、ポーランド。

(1投目の室伏。投げる前に雄たけぶ)

 11番目は、Markus ESSER(マルクス・エサー)。619番、ドイツ。

 12番目は、Libor CHARFREITAG(リボル・ハルフレイタグ)。1015番、スロバキア。 



 さて、1投目の記録。

 5番目のチホン、7番目のジンカウィ、9番目のコノプカ、12番目のハルフレイタグはファール。
 特にチホンは注目していたが、左にずれた。

 1投目のトップは、コズムス(スロベニア)の80.68m。いきなり80m超え。

(1投目の室伏)

 1投目の2位はジュウコフスキ(ポーランド)の79.81m。

 3位はエサー(ドイツ)の78.67m。

 で、室伏は76.94mで6位。 

 室伏の1投目は、平凡な飛距離であった。

(右写真は、かなりいっぱいになってきた観客席。
 最初の写真とほぼ同アングルなんで比較していただきたい) 

 後で詳述するがウェーブ中。


 


 続いて、女子100mの準決勝。

(左写真は女子100m1組のスタート準備)

 第2レーンはTezzhan NAIMOVA(テジャン・ナイモバ)。297番、ブルガリア。

 第3レーンはOludamola OSAYOMI(オルダモラ・オサヨミ)。708番、ニュージーランド。

 第4レーンはKerron STEWART(ケロン・ステュアート)。586番、ジャマイカ。 

 第5レーンはLauryn WILLIAMS(ローリン・ウィリアムズ)。1007番、アメリカ。

(左写真は、女子100m準決勝スタートの瞬間)

 第6レーンはChandra STURRUP(チャンドラ・ストラップ)。234番のバハマ。

 第7レーンはTorri EDWARDS(トーリ・エドワーズ)。959番のアメリカ。

 第8レーンはSally MCLELLAN(サリー・マクレラン)。

 第9レーンはLaura TURNER(ローラ・ターナー)。471番、イギリス。


 女子100m準決勝第1組は、1位が7レーンのエドワーズで11.02。

(2投目のチホン)

 2位はウィリアムズの11.09。

 3位はスチュアートの11.12。



 100m走者はもちろんメチャ速いのだが、メインスタンド前でやや距離があるせいか、私個人として「思っていたより速くないな?」なんて思った。

 注目選手は今期自己ベスト10.90を出しているエドワーズ。
 あと、ウィリアムズ、ステュアート、ストラップといったところだったが、エドワーズが流してらくらく1位。

 さて、2投目。



(2投目の室伏)

 2投目を終え、第1位は、デビャトフスキー(ベラルーシ)の80.95m。

 第2位はハルフレイタグ(スロバキア)の80.93m。

 第3位は1投目首位のコズムスの80.68m。

  

 室伏は2投目は79.46mまで記録を伸ばした。

(2投目の室伏その2)

 そのため、1投目5位だったカリャライネンを抜いた。

 しかし、1投目振るわなかったデビャトフスキー、ハルフレイタグが80m超えして、逆に抜かれちゃったので結局順位は一つ落ちて7位へ。

  

(2投目の室伏その3)

 言い忘れていたが、1投目、室伏の後で投げたコノプカが投げ損なって、ネットを破ってしまった。

 投擲ゾーンは、トラック内側に設けられ、投げたハンマーはトラック内部に落っこちる。

 一方、この世界陸上でもそうだが、ハンマー投げだけをやるわけではなく、投げてる間もトラックでばんばん走っている。

 



 

(2投目の室伏その4)

 ハンマーだの、円盤、やりなどがトラックを走っている選手に当たったら大惨事である。
(こないだ、どこかの大会で、トラック内側で休憩していた選手の脇腹にやりが刺さっているニュース映像が流れていた)

 それで、投擲ゾーンはぐるりとフェンスで囲まれ、ほんと正面しか空いていない。
(後でTVを観て知ったが、昔は40度分空いていたが、今はそれがさらに34度少しまで狭められいるそうだ)

 

(2投目の室伏その5) 

 だから、ハンマーを放すタイミングがどんぴしゃ!でないと、そもそも「籠」の中からハンマーが飛び出していかない。

 少しでも放すタイミングが早いとハンマーが右方向に飛び出し、先ほどのコノプカのように右側ネットに激突する。

 で、1投目コノプカが投げた後、競技が中断してしまったのでどうしたか?と思っていたら、ネットが破れてしまったので修理しているというのだ。

 日本人アナウンサーが「じゃあ、ウェーブでもしましょうか」と会場に呼びかける。 

 
 上の女子100mの前のスタンド写真が、多分、そのウェーブをやっているとこ。ま、はっきり言って自然発生的なものじゃなく、中断中の時間つぶし。何とスタジアム3周もしたのだ。
 



 さて、左下のブレブレ写真は女子100m準決勝第2組。写真として残すようなものではないが、室伏が何投目かの目安にしたいので、別競技の写真も適当にはさむ。
 

(女子100m準決勝第2組のスタート)

 2レーンはYevgeniya POLYAKOVA(エフゲニア・ポリャコワ)。832番、ロシア。

 3レーンはCarmelita JETER(カーメリタ・ジーター)。972番、アメリカ。

 4レーンはSheri−Ann BROOKS(シェリアン・ブルックス)。576番、ジャマイカ。

 5レーンはKim GEVAERT(キム・ゲバールト)。239番、ベルギー?

 6レーンはChristine ARRON(クリスティーヌ・アロン)。429番、フランス。 

 7レーンはVeronica CAMPBELL(ベロニカ・キャンベル)。577番、ジャマイカ。

 8レーンはMechelle LEWIS(ミシェル・ルイス)。979番、アメリカ。

 9レーンはDebbie FERGUSON−MCKENZIE(デビー・ファーガソンマッケンジー)。233番、バハマ。

(右写真は、3投目の室伏その1)

 注目選手は何と言っても今期自己ベスト10.89のキャンベルで、これまた流して楽々1位通過。

 さて、ハンマー投げ。

 会場内、大きなスクリーンが2面あり、何らかの映像は流れるのだが、音声が英語なんでもう一つ状況がつかみにくい。

 TV放送のように懇切丁寧な解説はないので、ほら貝が場内に響くと「あ、何かの競技が始まるのだな」、場内に拍手が鳴り出すと「あ、次、室伏が投げるのだな」と気づくという感じ。

 

 もっとも、
(1) 陸上に詳しく、今日の競技日程なども事前に十分把握している人、
(2) 場内の英語アナウンスが楽々聴き取れる人、

(右写真は、3投目の室伏その2)


(3) ワンセグ携帯などを持ち、TVの解説を平行して聴いている人、
(4) トラック間近で観ている人・・・・のいずれかに該当すれば、上記の私のような不細工なことはないと思うのだが。

 
 で、3投目。

 2投目でデビャトフスキーとハルフレイタグに抜かれ3位に落ちたコズムスが82.12mを出す。

 

 場内もハンマーが80mのラインを超えると歓声が沸くが、コズムスのハンマーはそれをはるかに超えたので場内のどよめきも凄かった。

(右写真は、3投目の室伏その3)

 室伏もついに80mラインを超え、80.38m。
 第4位につけた。

 12人のうち、8位以内に入らないと4投目以降が投げられない。
 だが、4位ならまず大丈夫であろう。

 

(右写真は、3投目の室伏その4)

 優勝候補のチホンは1投目、2投目ともに左に外してファール。
 3投目もファールなら文句なしにアウトだ。

 しかし、何とか79.35mを出し、ぎりぎり8位で滑り込んだ。

 さて、室伏はメダルが取れるのだろうか?

 


 
 どうもご退屈さまでした。