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青銅器(12)平成16年度美術史ゼミナール「中国の青銅器」第4回その2
1 はじめに 平成16年度美術史ゼミナール「中国の青銅器」という講座の、備忘録程度の受
講録。で、第4回ゼミの受講録その2。
2 本日のテーマ
今日のテーマは「戦国〜漢時代の金工について」。
内容は、
1.礼器と明器
2.日常の器具
3.文様
4.技法
5.製作工房
6.地域産業
7.地方文化・・・・・の7項目。うち、「7.地方文化」については、時間の関係もあってほとんど説明はなかった。
今回は、「3.紋様」から。
3 講座内容の概要
1.文様
O先生からいただいた資料には、こうあった。
3.文様 |
○昇仙 |
”羽化登仙” |
○神仙世界 |
天上 |
|
渤海 |
蓬莱・方丈、瀛州(えいしゅう) |
西方 |
崑崙山・博山 |
文様 |
仙人 |
西王母、東王父、伏羲(ふっぎ)、女禍(じょか)、黄帝、伯牙、羽人(うじん)ほか |
神獣 |
四神、龍、烏、蟾蜍(せんじょ)、兎、熊、辟邪(へきじゃ)、豹、九尾の狐など |
その他 |
雲気、双魚、羊、その他 |
※ 四神
四神 |
青龍 |
青 |
龍 |
東 |
春 |
白虎 |
白 |
虎 |
西 |
秋 |
朱雀 |
朱 |
朱雀(鳳凰、霊鳥) |
南 |
夏 |
玄武 |
玄(黒) |
玄武(亀と蛇) |
北 |
冬 |
器形にしても、文様にしても文章で表現するには限界がある。そこで、いただいた資料をベースにいくつか資料編としてご紹介したい。
まずは、馬王堆墓から出土した、いわゆるT字形帛画の詳細を見ていきたい。そこで、烏や蟾蜍など、相当の実例が紹介できるであろう。
次に、画像石や画像磚のいくつかを紹介する。ここで、西王母や九尾の狐などが紹介できる予定である。
最後に、四神について、簡単に紹介する。
それでは、皆さんごきげんよう♪
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