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(No277) 第33回堺市民寄席 桂米朝一門会 鑑賞記その3
平成23年10月7日(金)、堺市民会館大ホールで開催された。
あと2席で解放されますので。
「お花。急な話やが、手切れ金・・・ちゅうわけやないが、ここに20両ある。これで別れてくれへんか?」 「どうしたんや?」 浪速橋から身投げするゆうんやろ?心中の時はナムアミダブツや。うちは法華やけどな。あら、心中には向かんのや。だんだん元気になってまうさかいな。 男の人はふんぎりがつかんさかい、途中で手ぇと手を結ぼぅかとかゆうさかい、そんなことしたら仏罰があたって、あの世で夫婦になれんゆうて断るんやで。 ほんで、男の人と一緒に、ひの、ふの、みぃの!ゆうて飛ぶのん」
「お花、行こか」 どっかで聞える三味の音ぇ。これを枕経にしてもらお。旦さん、すんませんなぁ。私も後から行きますよって。ほんの・・・・50年ほどしたら。 さいなら、ほな失礼!」 って、こんな失礼な話はない。 「お母はん、ただいま」 でも気ぃひけるわぁ」
「お花はん!お花はん!」 いや、実は、さっき胸が押さえつけられるような気ぃして目ぇさましたらな、枕元に血だらけの星野屋の旦さんが『お前、えらい女を世話してくれたな。わしはお花にだまされた。あのおなごをとり殺す。簡単には殺さん、じわじわと。あのおかんも呪い殺す』とこない言わはるんや。頭、ぱっくり、こない割れてな。 はっ!と気ぃついたら目ぇさめた。夢か?思たら、行灯のそばがぐっしょり濡れてるんや」 「ええ?おかあちゃん、どうしよ?旦さん、もう出はった・・」 ・・・・・せやな、おなごでないようになるしかないな。髪をおろして尼になっておわびするんや」 お、お花。奥、引っ込んだか思うと、姉さんかぶり。え?ああ、これ、お前、髪おろしてきたんか。これで旦さんも浮かばれまっせ。 「え?あ!旦さん?これは・・・」 あの日、橋の下には腕利きの船頭が船で待ってたんや。もし、お前があん時、旦さんと一緒に川に飛び込んでたら、ドブンと落ちたが早いか、すぐ船に救い上げて、おきよ、おもよを下女にして、御寮人さんと呼ばれるようになったのになぁ」
桂 ざこば 「一文笛」 高座に上がって、羽織を脱いで「こないはよ脱ぐんやったら・・・」は定番。
何ちゅうことゆうねん、じーじが見たろ。ビエェ〜〜 ビエェ〜〜 ビエェ〜〜 ・・・・・・・・・・・バァ〜ン!・・・・ええ加減にしとかな、あかん。 おもちゃね、渡したっても、ほりよんねん。何してんねん。ほかしたら、あかんがな、ゆうて拾たってね。また、渡したんねんけど、捨てよる空気、分ります?また、ぽい!てほりよる。・・・・いや、いや。しやから、ほったらあかんがな、ゆうて拾て、渡したる。笑いごっちゃおまへんで。で、また、ほりよるから・・・・・バァ〜ン!! 歩行器にね、入っとるんです。後ろ、横、前、自由自在や。うち、フローリングやからね。しゅ〜っと滑ってって、ど〜ん!とふすまに当たりよる。 新聞読んでたらね、横からいきなりど〜ん!思わずバァ〜ン!!
どうも、お退屈さまでした。殴り書きのメモとうろ覚えの記憶で勝手に再構成してます。聞き違い、記憶違いはご容赦ください。 |