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(No208) 立川談春 独演会 鑑賞記 その4 平成22年12月26日(日)、NHK大阪ホールの鑑賞メモ。
「(寝てる亭主を揺り起こし)商いに行っとくれよ」
「今鳴ってる鐘は何?うちにいたって聞こえるんだよ」 お前、何がしたいの?何でお前、そんなウソを・・・・・・・・。どんな訳があんのか。 「・・・・・・・じゃあ、何かい!あたしが隠したってゆうのかい?私が猫ばばしたとでも? 広いうちじゃないよ。どこでも探しゃあいいじゃないか! さあ!出しとくれ!ここに42両、出しとくれよ!!」 「ちょっと待て。分かった。・・・・・・・・・・もういっぺんだけ訊くぞ。 おっかぁどうしよ!大借金(おおじゃっきん)だぞ。俺がトドメさしちゃったんじゃねえのか? ・・・・・・二人、一緒に死んどくれ」 俺は働くだけだからな。おう!おう!おう!借金を・・・・なんて奴が来ても、全部お前だからな」 かみさんがすすり泣く、いや、声上げて泣いてるのを背に聞いて、勝公は見違えるような真人間になったてぇ噺なんですよ。「芝浜」は。 私は変わらないと思うんです。根っこは変わらねえ。怖いんだ。 毎日、稼いだだけ、かみさんにみんな渡しちまう。 ガラッと人が変わる。生まれ直せる、救われる。信じていい時代。一晩明けたら、すべてが変わる時代だからね。
続きます。 どうも、お退屈さまでした。いつものことですが録音はしてません。殴り書きのメモとうろ覚えの記憶で勝手に再構成してます。聞き違い、記憶違いはご容赦ください。 |