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(No202) 第22回 城北にぎわい亭 鑑賞記 その2 平成22年11月9日(火)、大阪市立城北市民学習センターで開催された落語会の鑑賞メモ。
いつしかおみつは男嫌いと噂がたち始めたある日、おかみさんが幸右衛門に。 「あんた、うちのおみつが、お腹大きなったんや」
伝吉を婿養子にもらう。子どもができたら、その子を伝吉の代わりに跡取りにしたらええと主張する幸右衛門。 「何ぼ何でも侍の家を取ったり、継いだりでけるかいな」
桂 雀太 「小倉船」 雀太の名びらの世話は誰がするのか?と思ってたら雀五郎がしていた。
豊前の小倉から馬関に向う船の中の描写。 着物の両袖を手で引っ張って思い切り横に広げ、口をひょっとこのようにして、息をびゅ〜〜う!と吹き、船の「帆」を体現する。 船の旅は退屈なもの。ある男が花札、カブ、サイコロを誘うが乗ってこない。で、今度は賭け「クイズ」を誘う。 「食う時食わんと、食わん時食うものは?」 唐物屋(舶来品を扱う商売)のフラスコ(人が入れるくらい大きなガラス瓶)に入って海中へ。財布が見えたが手が届かない。煙管でガラスを割って外へ出る。必死に泳ぐと竜宮城へ。 浦島太郎と間違えられるが、本物が来てばれてしまう。 赤い顔した駕籠屋に誘われるが、そいつらは猩猩(しょうじょう。猿の妖怪で大酒のみ)。 「駕籠賃安ても酒手が高(たこ)つく」がサゲ。
竜宮城での立ち回りで歌舞伎調になる。雀太もいっしょうけんめいに手を広げたり、「寄り目」にしたり、ミエを切ったりするのだが、いかんせんビシッと決まらない。 冒頭の、船頭らが荒々しく櫂をこぐところなどは似合うのだが、芝居噺の部分はどうしても吉朝一門の吉弥、よね吉、吉坊らに比べると見劣りがした。
どうも、お退屈さまでした。いつものことですが録音はしてません。殴り書きのメモとうろ覚えの記憶で勝手に再構成してます。聞き違い、記憶違いはご容赦ください。 |