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(No164) 新春吉例 米朝一門会 鑑賞記 その1 2010年1月2日(土)のサンケイホールブリーゼであった米朝一門会のメモ。
「・・・・・・・・・すぐに終りますから」という冒頭の一言が「つかみ」。
「これ、何やってるとこですかぁ〜?」と、筆で字ぃ書いてるとこやっても「扇子の先を手拭いにこすりつけてるとこ」とか言われますからね。 釣りもそうです。今はリールがありますが、昔はなかったから、糸は竿に巻きつけてあった。それをまず、クルクルとほどくんですが・・・・・。
小学生は「サランラップ、はがしてるとこ・・・」とか言いますからね。
これ「麻薬を吸うてるところぉ〜」て言われますから。
今回の落語会は、珍しくパンフに演目が印刷されていた。 「当日のお楽しみ」にすると、落語会終了後、手書きのメモが会場に掲示されるケースが多い。その手間を省いたのだろうか? 私個人としては、「当日のお楽しみ」の方が好きだが、行くか、行かないかを決める段階なら「あ、これはまだ聴いたことのない噺だな」とか、「この噺は、○○の十八番だから、是非行こう!」とか参考になるケースもあろう。 今回のケースで言うと、「あ、吉弥の『七段目』か・・・・・・・」と知った段階で、私にとっては「ときめき」感は皆無となってしまい、むしろマイナスであった。
噺家も、たまに声が掛かったりするんですね。ただ、噺家は屋号はないんで、特に東京なんかじゃ、住んでるところで声が掛かったりする。 先代の桂文楽師匠ですと「黒門町!」。まあ、これも住所によりましてね。声の掛けにくい住所もある。 「尼崎センタープール前!」・・・・・・・・・・・。早よ、引っ越してくれって言いたい。
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