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(No127) 扇町寄席 米朝一門SP TV鑑賞記その2 平成21年1月3日に放送された扇町寄席のメモ・・・・の続き。
(2) W親子対談 扇町寄席では南光と八光(はちみつ。月亭八方の息子)が司会。今日は米團治と米朝師匠、そして八方もゲストなのでW親子対談という形になった。
米朝 「陰気な人やったねぇ」
南光 「続きまして、次のボードを」 米朝 「覚えてへんけど・・・・おそらくゆうてるやろなぁ。ほんまに下手やと思たんでしょう」 米朝 「いや、下手と言われてもええんですよ。下手やってもええねん」 米團治 「こら深いお言葉ですね」
南光 「それでは次の質問」 米團治 「師匠は、落語以外の趣味を持ってないんでね。脳のリフレッシュのためにも、何か趣味を持ってもらいたい思て」 南光 「アジアとゆえば、あちらの八方さんが非常にお詳しい。何せタイの親善大使でらっしゃいますから」 八方 「師匠、タイゆうのは、ほんま日本人に優しい、ええ国ですよ」 南光 「次の運転免許取得ですが・・・・・何か別のこと考えてるんちゃうか?保険によぉけ入ってるらしいやないか?」 米團治 「いや、そんなことは。(笑福亭)松之助師匠が免許取らはったし、水泳もやったはるしね」 南光 「松之助師匠は、ゆうても50くらいで始めはったんやで。師匠は83でっせ。 米朝 「しんどいな」 八光 「師匠が合うゆうたら、やっぱ60過ぎくらいの女性なんですよね?」 米朝 「(間髪入れず)そら二十歳(はたち)やで」 米團治 「そんな子、いますぅ?二十歳で芝居好き?」 八方 「二十歳で御茶屋好き」 南光 「長唄が好きで、浄瑠璃好き。 さて、最後のボードを」 八光 「襲名記念に何か貰えませんか?」 南光 「何が貰いたいんですか?」 南光 「はは〜ん。家の権利書とか。怖い、怖い」 米團治 「ちゃいますよ。ちゃんと色紙に書いたやつ」 八方 「芸名でええんかぁ?本名で・・・なんてゆうんちゃうやろなぁ?」 米團治 「実印ついて・・・・ってちゃう、ちゃう。私ら、ファンの方に頼まれてサインの受け渡しは何べんでもしたことあるけど、自分では1枚も持ってないんです」 米朝 「枝雀のんは持ってるか?気ぃ付いたら死んどったしなぁ」 南光 「僕は米朝師匠のサイン、1枚持ってるで。 米團治 「ほな書いてもらえます?」 南光 「私も1枚・・・・」 八方 「1枚と言わず、この際書けるだけ書いてもろたら?」 南光 「営業やがな、それでは」 米朝 「何て書いたらええねん?」 米團治 「何でもええですけど。寿福とでも」 米朝 「寿福てな、寿(ことぶき)に福やで。そんなもん、おもろいことも何もない」 米朝 「(書くための小机と色紙、筆が出され)えらい段取りがええな」 米團治 「(書きあがった色紙をTVに見せ)ありがとうございます。お値打ちですね」 南光 「お値打ちですねって、完全にオークションに出す気やないか」 八方 「米團治さん江って書いといてもぉた方がええんちゃうか?」 米團治 「まだ師匠から米團治って呼ばれたことないんです」 米朝 「親子で呼び合うこともないしな。それに師匠の名前やし」 南光 「お正月ですから、ここは師匠から『米團治!』って呼んだってください。そしたらボ〜ン!と花火が上がりますから」 米朝 「花火上がんねんやったら、ゆうてもええで」 南光 「米團治さん。あんたの方からゆわな」 米朝 「うん、米團治。(上の方を見上げ)花火あがらんやないか」
どうも、お退屈さまでした。聞き違い、記憶違いはご容赦ください。 |