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北京旅遊記(7)故宮編−1(午門〜太和門)


 「朝いち故宮プラン」とかで、開門(8:30)から入場するため、8時にホテル前を出発。西へ進んで、市内中心部に向かう。

 朝のラッシュアワーで、車はがんがん幅寄せする。
自転車は逆行してくる。歩行者は車の直前を強引に横切る

 「いつも、こんなんですか?」
 「いつも、こうです。11時くらいまで、ずっとラッシュです。よそから来た人、なかなか北京では自転車乗れないといいます。私もこわいです」
 地下鉄で行く場合なら、ホテル近くの建国門駅から1号線(西へまっすぐ伸びる線)に乗って、3つめの天安門東駅で降りて、天安門に登り、北へ進んで、端門から午門に至る・・・というコースをたどるのだろうが、車なので、いきなり午門に横付けされる。

 李さんが入場券を買いに行ってる間に南側を向いて撮ったのが右の写真。中央の端門は、天安門と午門の間に位置する。
端門
 ところで、故宮も広い。いよいよ故宮に足を踏み入れるにあたって、簡単なマップを用意しました。以下の文中の「マップB3」等は、そのマップでの座標を示します。

 さて、午門。正面入り口は、おなじみであるが、周りの副楼があんなに立派だとは、実際その前に立つまで知らなかった。

  午門西副楼南櫓 午門西副楼北櫓  『歩き方』によれば、高さ38mの正面主楼の東西に副楼が張り出す「凹」形の建築。
 左端の写真は、左側すなわち西副楼南端の櫓(マップF24)。

 そして、中央の写真は、西副楼北端の櫓(マップF23)で、主楼につながる。(そして、東副楼へ)

 皇帝のみが通れるという真ん中から入りたかったが、案内されたのは右側の入り口(マップG23)。
 入って左手にカウンターがあり、何やら機械がたくさん積んである。これが、例の解説用テープレコーダーの貸し出しカウンターか。
 写真集なども置いてある。しかし、脱兎の如く通り過ぎる私たち。
午門正面

 李さんを見失わないように追いかけているのだ。

 午門をくぐると、眼前に広がる故宮ワールド。これが金水橋(マップF〜H21)か。「白の大理石でできてます。堀のお水は、冬になったら全部凍ります」

太和門前の広場 文革期の太和門

  ああ、太和門(マップF〜H19)だ。右の写真みたいに革命スローガンの横断幕掲げるのは大変だったろうな。

青銅雌獅子  左の写真は、太和門前西側で、子どもを踏んでる青銅獅子のお母さん(マップF20)。
 長男は、「神戸のライオンと一緒や」と喜んでいる。(「なん中華」:南京町紀行参照)

 右は、門内にあった故宮の案内看板。英語の看板に並び日本語で書いてあったので思わず撮ってしまった。

日本語看板

 太和門から午門を振り返ってみる。

 「入る時、四角い入り口は3つやったやろ。ほら、上が丸くなって、数が5つに増えてるで」、とガイドブック仕込みの知識を子供たちに教える。これがいわゆる「明三暗五」

 真ん中の入口が欄干で隠れてしまっているのは、ご愛嬌ということで。
太和門から午門を振り返る

 この門を抜け、いざ、太和殿へ。

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