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北京旅遊記(7)故宮編−5(九龍壁)
泣く泣くスタバ&矢じり探索をあきらめ、家族と合流する。
隆宗門と対称の位置にある景運門(マップJ10)をくぐると、そこは広場になっている。
おや、荷車に絵画や壷を積んで、迷彩服を来た兵士が押している。それも1台や2台じゃない。
屏風だの、箪笥みたいなもんだの、いろいろなものを積んだ荷車の列は、あくまでの〜んびりと、そして絶え間なく延々と続いた。
(収蔵品の整理だったのだろうか)
鐘表館(マップJ12〜13)は大した興味もなかったため、長い廊下を疾風怒涛のごとく往復した。
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広場に戻り、さらに東に進む。門をくぐり、眼前に広がるのは九龍壁(マップM10)。
幅約30mの瑠璃の壁に九匹の龍が描かれている。
すたすたと左から3番目の白龍に近付き、写真を撮る私。
「何してるん?」と不審がる嫁さん。
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この壁作る時、職人さんがうっかり龍の腹んとこのせともんを割ってしもんたんや。急に「替え」もないし。
このままやと皇帝に怒られて下手したら首がとぶ。それで、あわてて木を彫刻して色塗ってごまかしたんや。それが今ではペンキがはげてしもたんやね・・・と、又も『歩き方』の知識をひけらかす。
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これが、問題の龍の腹。中央部分、明らかに色が違うのがおわかりだろうか。
さて、ここから皇極門(マップM9)をくぐって珍宝館の区域に入るのだが、李さんがスリッパを配る。
文化財の保護のため、靴にカバーをかけて歩くのだ。1対2元なり。
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やすもんのビニールのスリッパなので、すべりやすい。注意しながら、珍宝館の区域に歩をすすめる。
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