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(No2) 岡田塾理事長の新聞連載記事

 平成21年3月22日(日)の講演会(入塾説明会)の時、新聞連載記事が資料として同封されていたので紹介する。


 
 
1 産経新聞 連載記事『目覚めろ!親よ、教師よ 〜スパルタ塾長の伝言〜』 

【 平成14(2002)年4月5日 】

 厳しさから逃げていたのでは、子供は強くならない。やるべきことをやり抜かせる親と教師の勇気が、子供のやる気を引き出し、苦難に打ち勝つ強い心を育てる。

 



【 平成14(2002)年4月12日 】

 小学五年から、できる子とできない子の二極化現象が顕著になるが、これも親の二極化減少に大きな原因がある。

親のタイプ 子のタイプ
口やかましく追い立てるが、言ってもダメならすぐあきらめる退散型

(親自身に根気も情熱も足らないタイプ)

子供は、一見おとなしく、無口でヤル気がなく成績が伸びない。
言い聞かせてもダメなら強制的にでもやらせる実行型 子供は、やるべきことを早くやり、残った時間を自分のやりたいことに使う行動型になり、集中力が増し、成績も上がる。

 親や教師が「やればできる。できるまでやる」という強い信念を持たないで、子供にやり遂げさせられるわけがない。


【 平成14(2002)年5月17日 】

 できない子というのは頭が悪いのではなく、集中して先生の話を聞けないのが第一の原因

 成績が悪くても真剣に聞くことができる子は、訓練すれば必ず伸びる。

 聞く力を育てるコツは日常の「親子の会話」にある。お互いの目をしっかり見つめ合って話をする習慣を身につけることである。

 次に大切なことは、会話を一方通行に終らせないこと。親が言いたいことだけを言うのでなく、子供にも返事、意見をはっきり言わせることが大切である。



【 平成14(2002)年5月24日 】

 暗記力を高めることは、基本知識を深めるだけでなく、「集中力」の鍛錬にもなることを忘れないでほしい。
 それにしても今の子供は覚え方を知らない。「覚えなさい」と言っても、ただ本をながめているだけ。一度解いた問題は二度と解こうとはしない。

 こんなことでは、学力向上は望めない。

 


【 平成14(2002)年10月4日 】

 「自学自習の力」は、言葉で追い立てて育つものではない。
 勉強の習慣付け、勉強方法の指導、わからない所をわかるまで教えることによって育つのである。

 


【 平成14(2002)年10月11日 】

 放っておけば何もしないのが今の子供。
 「自覚」も「ヤル気」も育てるもので、勝手に芽生えるものではない。

 


【 平成14(2002)年10月18日 】

 「学習計画プラン」を親子で立てることを勧める。

 1週間の学習計画を表に書き、口で追い立てるのでなく、プランを目で見て自分で行動させることが大切である。

 親の役目は、結果の確認。手抜きや間違いがないかを見てやることが大切である。

 できていなければ、遊ぶ時間、寝る時間を減らしてでも、やり抜かせる厳しさが必要。

 


2 産経新聞 連載記事『受験のむこうに夢がある』 
  
【 平成13(2001)年6月7日 】

<これが伸びない原因>
(1) ヤル気、集中力がない。

(2) 予習復習をしない。

(3) 勉強時間が少ない。

(4) 勉強方法がわからない

(5) 授業を真剣に聞かない。

(6) 質問しない。

(7) テスト直しをしない。

(8) ノートが汚い。

(9) 机やカバンの整理ができない。

 これらのことをしっかりやり遂げれば、必ず偏差値65の壁は破れる。

 伸び悩んでいる子のほとんどは、やるべきことをやらず、手抜き勉強をする「心の弱さ」が原因

 

 


【 平成13(2001)年6月14日 】

 子どもたちに「勉強は楽しい」と思わせる方法、それは「予習勉強」にある。

 予習をすれば疑問がわく。この疑問をもって授業を聞けば、真剣に聞くことができる。集中力が育つ。

 予習勉強とは、授業前に、次回習うところを調べ、ノートにまとめる。そして考え、工夫して、自分なりの答を出すこと。

 例えば英語なら最低限、単語を調べて覚える。自分なりに全訳をする。国語なら文を熟読し、漢字を調べ、覚える。

 


【 平成14(2002)年3月14日 】

 落ちこぼれている子に共通しているのは、読解力、長文を読む力が弱いことである。

 土曜、日曜に苦手単元の克服に努めるべきである。せっかくの時間をムダにするな。テレビやゲームの時間をこれ以上増やしてどうなる。

 


 

 なかなかためになる連載記事でした。

 
 どうもお疲れ様でした。

 
  

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