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(No184) 大阪市立美術館 没後150年歌川国芳展 鑑賞記 おまけ その2


 平成23年5月14日(土)に大阪市立美術館に「没後150年 歌川国芳展」を観に行った時のメモ。

 

 



五代目 市川海老蔵(七代目 市川団十郎)


138 五代目市川海老蔵の神谷伊右衛門 139 五代目市川海老蔵の民谷伊右衛門
「本朝廿四孝」二番目「東海道四谷怪談」の砂村隠亡堀(おんぼうぼり)。 「本朝廿四孝」二番目「東海道四谷怪談」の「蛇山庵室の場」。

 


140 「大山良弁瀧之図」 149 五代目市川海老蔵の石川五右衛門
夏の役者風俗図。相模国大山詣において良弁瀧で水垢離をとっているところ。 「浜真砂幾久御摂」(はまのまさごつきぬごひいき)の山門の場。

 

 

151 五代目市川海老蔵のゑんまの小兵衛 296 瓢箪に画帖(国芳・是真合筆)
「升鯉瀧白旗」(のぼりごいたきのしろはた)。 国芳描く五代目市川海老蔵の鬼一法眼。

 

 

297 「東西大関俳優」(国芳・三代豊国合筆) 127 七代目市川団十郎の比企の判官頼員
「双蝶々曲輪日記」(ふたつちょうちょうくるわにっき)で、三代豊国描く五代目市川海老蔵の濡髪長五郎(ぬれがみちょうごろう) 「仮名曽我当蓬莱」(かなでそがねざしのふじかね)での、七代目市川団十郎演じる比企の判官頼員(ひきのはんがんよりかず)

 

156 五代目市川海老蔵 295 しんば連 魚かし連 市川三升へ送之
五代目市川海老蔵の口上図 五代目市川海老蔵(七代目市川団十郎)の朱鍾馗

 

 


八代目 市川団十郎(市川三升)

 

146 八代目市川団十郎の仁木弁之助 148 八代目市川団十郎の将門子息将軍太良
「伊達競阿国劇場」(だてくらべおくにかぶき)より。 平将門の遺児、将軍太良(たろう)。


150 八代目市川団十郎の鳴神上人 151 八代目市川団十郎のうきよ伊之助
歌舞伎十八番之内鳴神を描く。「柱巻」(はしらまき)の見得。 「升鯉瀧白旗」(のぼりごいたきのしろはた)より。


152 八代目市川団十郎の濡髪長五郎 298 八代目市川団十郎追悼摺物(国芳・三代豊国合筆)
「双蝶々曲輪日記」(ふたつちょうちょうくるわにっき)。上掲297に比べると線が細いか? 八代目市川団十郎は、嘉永7年(1854)大坂で自殺した。国芳描く「与話情浮名横櫛」(よはなさけうきなのよこぐし)の切られ与三郎。

 

 
298 八代目市川団十郎追悼摺物(国芳・三代豊国合筆) 212 「逢性鏡 吉三郎」
三代豊国は、児雷也の衣装を持つ八代目市川団十郎を描く。 八百屋お七の想い者である小姓の吉三郎。


 
371 「荷宝蔵壁のむだ書」黒腰壁 296 瓢箪に画帖(国芳・是真合筆)
  柴田是真が描く瓢箪の図を背景に、国芳が八代目団十郎の虎蔵(牛若丸)を描く。

 なお、八代目団十郎は五代目海老蔵(七代目団十郎)の息子。

 


 お疲れ様でした。

 
 
  

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