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(No167) 奈良国立博物館 第62回 正倉院展 鑑賞記 その1
1.【聖武天皇・光明皇后遺愛の宝物】
1.山水夾纈屏風(さんすいきょうけちのびょうぶ) 北倉 初出陳 板締め染めの屏風
3.鳥獣花背八角鏡(ちょうじゅうかはいのはっかくきょう) 附 題箋 北倉 初出陳
4.八角榲匣(はっかくのすぎばこ) 北倉 初出陳 3を納める箱
5.繍線鞋(ぬいのせんがい) 北倉 初出陳 光明皇后の履物であった可能性あり。つま先に刺繍のアップリケのような飾りがついている。
7.螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ) 北倉 19年ぶりの出陳。現存する世界唯一の五絃琵琶の遺品。今回の出陳作品中の白眉といってよいだろう。
8.銀平脱合子(ぎんへいだつのごうす) 北倉 琴柱や琴の絃の容器 2.【薬の献納】
光明皇后が薬物を大仏に献納した際の目録。
14.五色龍歯(ごしきりゅうし) 北倉 上掲の薬帳の下欄一番左に「五色龍歯」とある。龍とあるがナウマン象の下あごの歯の化石。削った粉末を薬として服用した。
18.冶葛(やかつ) 北倉 ゲルセミウス・エレガンスという植物。猛毒がある。現存している本品でも毒性が残っているそうだ。
3.【献物箱・献物几】 21 蘇芳地彩絵箱(すおうじさいえのはこ) 中倉 草花文様の献物箱。
22 黒柿蘇芳染金絵長花形几(くろがきすおうぞめきんえのちょうはながたき)附 褥 中倉 画像はここで。 23 白橡綾錦几褥(しろつるばみあやにしきのきじょく) 南倉 さすがにだいぶ色が褪せていて、解説図にあるような獅子の絵がなかなか判別できなかった。
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