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(No167) 奈良国立博物館 第62回 正倉院展 鑑賞記 その1


 平成22年11月8日に行った時の鑑賞メモ。

 

 


1.【聖武天皇・光明皇后遺愛の宝物】

切符から

1.山水夾纈屏風(さんすいきょうけちのびょうぶ)  北倉 初出陳

 板締め染めの屏風

 画像はここで。またはここで。

 

3.鳥獣花背八角鏡(ちょうじゅうかはいのはっかくきょう) 附 題箋  北倉 初出陳

 

4.八角榲匣(はっかくのすぎばこ)  北倉 初出陳

 3を納める箱

 

5.繍線鞋(ぬいのせんがい)  北倉 初出陳

 光明皇后の履物であった可能性あり。つま先に刺繍のアップリケのような飾りがついている。

 読売新聞特別号から。

 画像は、ここここで。

7.螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)  北倉

 19年ぶりの出陳。現存する世界唯一の五絃琵琶の遺品。今回の出陳作品中の白眉といってよいだろう。

 画像は上掲切符のほか、ここここ、またはここで。

 

8.銀平脱合子(ぎんへいだつのごうす)  北倉

 琴柱や琴の絃の容器


2.【薬の献納】


13.種々薬帳(しゅじゅやくちょう)  北倉

 光明皇后が薬物を大仏に献納した際の目録。

 読売新聞特別号から。

  

 画像はここここで。

14.五色龍歯(ごしきりゅうし)  北倉

 上掲の薬帳の下欄一番左に「五色龍歯」とある。龍とあるがナウマン象の下あごの歯の化石。削った粉末を薬として服用した。

 読売新聞特別号から。

 画像はここここで。

18.冶葛(やかつ)  北倉

 ゲルセミウス・エレガンスという植物。猛毒がある。現存している本品でも毒性が残っているそうだ。 

 


3.【献物箱・献物几】

21 蘇芳地彩絵箱(すおうじさいえのはこ)  中倉

 草花文様の献物箱。

 読売新聞特別号から。

 画像はここここで。

22 黒柿蘇芳染金絵長花形几(くろがきすおうぞめきんえのちょうはながたき)附 褥  中倉

 画像はここで。

23 白橡綾錦几褥(しろつるばみあやにしきのきじょく)  南倉

 さすがにだいぶ色が褪せていて、解説図にあるような獅子の絵がなかなか判別できなかった。

 


 お疲れ様でした。

 
 
  

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