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(No162) 京都国立博物館 特別展「長谷川等伯」鑑賞記 その1
第1章 能登の絵仏師・長谷川信春
長谷川等伯は、能登七尾に生まれ、「信春」と名乗って北陸地方の法華宗寺院を相手に仏画を描いていた。 3 重文 「釈迦多宝如来像」 長谷川信春筆 永禄7年(1564) 富山・大法寺蔵 これらは、以前の特別展「日蓮と法華の名宝」でも展示されていた。 下記のこれも同展で展示されていた。 7 重文 「三十番神図」 長谷川信春筆 永禄9年(1566) 富山・大法寺蔵 上記作品は、リンク切れになるまでは京博HPのここから(「展示作品紹介」をクリック)。または、ここから。 12 「善女龍王像」 長谷川信春筆 石川県七尾美術館蔵 は、ここから。
第2章 転機のとき 〜 上洛、等伯の誕生 〜 上洛後、等伯と改名する前後の作品。 羅漢図が並んでいる。 15 「十六羅漢図」 長谷川信春筆 石川・霊泉寺蔵 羅漢図は、粗い水墨画の禅月様と、穏やかで着色された李龍眠様に大別されるのだが、15が禅月様、29が李龍眠様になるのだろうか。
第3章 等伯をめぐる人々 〜 肖像画 〜 上洛後の彼を支え、大絵師に導いた人々の肖像画。 31 重文「日尭上人像」 長谷川信春筆 元亀3年(1572) 京都・本法寺 リンク切れになるまでは、京博HPのここから(「展示作品紹介」をクリック)。実にスリム。
ラフスケッチのような感じ。
第4章 桃山謳歌 〜 金碧画 〜 40 「花鳥図屏風」 長谷川信春筆 新発見らしい。信春時代の唯一の金碧画とか。金碧画を描くには画力はもちろん資力も不可欠だろう。
上記作品は、リンク切れになるまでは京博HPのここから(「展示作品紹介」をクリック)。または、ここから。横になっているが、大きめの画像はここから。
上記作品は、リンク切れになるまでは京博HPのここから(「展示作品紹介」をクリック)。または、ここから。 私の鑑識眼がおかしいのだろうか。それとも照明とかの加減なのだろうか。この国宝2作品、すぐ近くで観たところ、何か塗り方が粗いなぁ、色が安っぽいなぁ・・・・・なんて感じてしまった。 そこ行くと、
会場の解説文では、今、流行りの3D絵画みたい・・・なんて書いてあった。
47 重文「弁慶昌俊相騎図絵馬」 長谷川等伯筆 慶長13年(1608) 京都・北野天満宮 上記作品は、リンク切れになるまでは京博HPのここから(「展示作品紹介」をクリック)。または、ここから。 どうも弁慶が敵将を捕まえてるとこらしいんで、後ろのが弁慶なんだろう。打ち付けてた釘の痕がバシバシあいている。
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