移動メニューにジャンプ

(No134) 大阪市立東洋陶磁美術館 企画展「酒器に酔う 東アジアの酒文化」 同時開催 平常展 鑑賞記 その4

 平成20年12月23日(火)に、標記企画展を観に行って、平常展をボランティアガイドYさんの解説で案内してもらったた・・・・・・・の続き。
 



  続いて、日本の陶磁器のコーナーをご覧いただきます。

 

 


 

(Yさんの解説)
 天井の照明をご覧下さい。茶室のような、日本的な明かりのイメージです。

 また、展示ケースが下の方に設けられているのが特徴です。

 茶室では、座って、低い視線で茶器を鑑賞します。ここの展示室では展示ケースの低い位置に陶磁器がセットされ、その前に肘や手を置けるスペースが設けられています。
鼠志野 草鳥文 額皿(ねずみしの くさとりもん がくさら) 美濃窯 桃山・16C末〜17C初 h:5.5 w23.6×21.0

(HP解説)
 志野特有の百草(もぐさ)土といわれる白っぽい土で成形。

 解説はここから。
絵唐津 草鳥文 向付(えからつ くさとりもん むこうづけ) 唐津焼 桃山〜江戸・17C前半  
織部 切落 四方手鉢(おりべ きりおとし よほうてばち)美濃窯 桃山・17C初 h:18.5 w22.2×18.3
HP解説はここから。
織部 透彫隅切 四方鉢 美濃窯 桃山・17C初 h:11.1 w21.9×20.8 
織部 舟形向付 美濃窯 桃山・17C初 h:7.1 w18.1×11.0  
色絵 牡丹椿文 八角壺 有田 江戸・17C後半 h:42.1

(HP解説)
 直立した大振りな口は焼成中に歪んでしまったが、そのまま使われている。

 HP解説はここから。  
色絵 組紐文 皿 鍋島藩窯(伊万里・大川山内窯) 江戸(1690〜1720) d:20.3 h:6.0 
HP解説はここから。
(石野注)
 立てかけての展示だったので、色鍋島の特徴でもある櫛目高台を撮ってみた。 
色絵 結文香合 野々村仁清 江戸・17C h:2.1 w6.5×7.8
HP解説はここから。
織部 耳付小壺 美濃窯 桃山・17C初
志野 草花文 四方火入(しの そうかもん よほうひいれ) 美濃窯 桃山・16C末〜17C初 黄瀬戸 丁子唐草文 鉢(きせと ちょうじからくさもん はち) 美濃窯 桃山・16C末〜17C初

(HP解説)
 いわゆる油揚手と呼ばれるしっとりした釉肌を見せている。




  


 どうもお疲れ様でした。

 
  

inserted by FC2 system