（Ｎｏ１０３）　奈良公園（浮御堂・梅林）　

　２００７年３月１０日（土）、午後２時から奈良国立博物館主催の講演会を聴きに行くことになった。

　それまでの時間を利用して、以前から行きたいと思っていた頭塔と新薬師寺。あと、もし可能なら元興寺とか白毫寺も行けたら・・・・と思っていた。

　ところが、午前中のやぼ用がけっこう時間がかかってしまった。こりゃ、頭塔くらいしか無理かな？頭塔は管理人さんに鍵を開けてもらうよう頼まないといけないらしいから、お昼にかかるとやだな、と思いつつ近鉄奈良駅に着く。

　そのまま東へ進んでもいいのだが、いつものように、少し南にくだる。商店街の中のコロッケ屋さん（ここでメンチカツを買って歩きながら食べることもある）は、まだ開いてなかった。
　途中のコンビニでフランクドッグと缶ビールを買い、猿沢池のほとりに座ってお昼ごはん代わりに食べる。一の鳥居の交差点に行きたかったのだが、菊水楼の裏手は「お食事利用の方以外は通り抜けお断り」とあったので、猿沢池まで戻り、そこから南へ。

　ならまちセンターを抜けたら、元興寺極楽坊に出た。しかし、ここにはそれほど魅力を感じてなかったので、もう少し歩く。

　ガイドブックに「頭塔は町の中にあるが小高い森を目印にすればすぐわかる」とか書いてあった。で、東の方向に樹が見えたんでそちらへ行ったんだが、別のお寺だった。

　そこから少し行くと、けっこう大きな道に出た。後で考えれば一の鳥居から南に下り、奈良ホテルの東を通る道である。そこでむしろ北へ上がるべきであったが、何となく南におりてしまった。
　市立奈良病院に突き当たる紀寺町という交差点。これは明らかに行き過ぎだ。東へ「奈良教育大前」の交差点まで行って、そこから破石町のバス停まで北へ上がらねばならない。

　しかし、東向きに歩く途中で北に森みたいなのが見えたので、左折する。超願寺という所を過ぎて樹が・・・と思ったら神社だった。
　そこをさらに北へ進むと浮御堂のある鷺池に出てしまった。今度は北に行き過ぎた。
　天気がいいものだから、昨日ちらっと見たガイドブックの地図の記憶をたよりにぶらぶら歩いていたのだが、「もうええ加減にせなあかんな」と思って、ちゃんと地図を見ることにした。

　すっかり「決断力と行動力のある方向オンチ」になっていたのだ。これが雪山なら完全に遭難である。

ちなみに私の迷走の跡を地図でたどると、左図のようになる。 　梅林は、頭塔を見学した後、奈良国立博物館まで行く途中で寄ったのである。

　以前春日大社から降りる途中で、「浮御堂」なんて表示があったので、どんなとこかな？とは思っていた。

それがたまたま出くわしちゃったのである。

　こうゆうところでした。

　頭塔を見学した後、奈良国立博物館に向かう途中、梅林があった。

　

紅白の梅が美しい。

　どうも、うまく撮れていないようだ。ＷＥＢ上で見ると、いつも以上に画質の粗さが気になる。

　どうもすみません。

かや葺きの「あずまや」みたいなとこの前の梅。

　比率としては紅梅の方が多めかな？

青空バックの梅。

　青空をバックにした梅をもう少しアップで。

　けっこう、まだ蕾は固いな。
　

　どうもお疲れ様でした。