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(No3) 韓国(ソウル)旅遊記 その3 第3トンネル&トラ展望台
 

  
 2009年11月の末に初めて韓国ソウルに行きました。駆け足の旅行です。




 30人以上乗ってると自分らのバスで見学させてもらえるようだが、うちの社員旅行では「30名」には達しない。

 で、専属の赤いシャトルバスに、他の観光客と相乗りすることになった。ま、その方が安心だよな。

 第3トンネルへと向う。途中で迷彩服を着た軍人が車内に乗り込んでくる。(非常に若い兵士だった。)

 ガイドの車さんからは「皆さん、パスポートを用意してください。パスポートの写真と実物の顔が違うと・・・・・・・降りろといわれるかもしれません」と脅されたが、軍人は車内を奥まで進んでいったが、特に個別にチェックするわけでもなく、降りていった。

 撮影は禁止だとガイドさんから言われた。バリケードみたいな物が道路の端に交互に置かれ、ジグザグにしか走れない。怪しい車が一気に駆け抜けてしまうのを防止しているのだろう。

 林の中とか地雷だらけです。勝手に歩いたら、吹っ飛びます。フェンスのとこ、赤い小さな三角形のしるしがあるでしょう?あれ、全部地雷です・・・・・・とガイドさん。

 確かにあちこちに赤い逆三角形のプレートが下がっているのだが、そこには読めないハングルに並び、MINEと書いてあった。「マインスイーパー」ってゲームあったよな・・・・・・。その逆三角形が示しているとこを踏んだら・・・・・と思うと、機関銃を背負っている兵士の姿とともに緊張感がいや増してくる。

 
 左写真は、DMZ観光パンフに載っている地図。

 我々が行ったのは、臨津閣観光地がキーステーションとなって、まず第3トンネルに行き、トラ展望台、トラ山駅へ行って、統一村を経由して臨津閣に戻るコース。

 

 北朝鮮は、トンネルを掘り、そこから兵士や兵器を送り込んでソウルを制圧しようと企んだ。

 今まで4本のトンネルが発見されたそうだ。(まだ把握できていない潜航トンネルもあるのでしょう・・・とガイドの車さんは言っていた)

 このトンネルはソウルまでわずか52kmという場所で、1978年に発見された。長さ約1.6km。北朝鮮の武装兵士3万人が1時間で韓国内に移動できる規模だそうだ。

 トンネルの途中までは、ジェットコースターのような形のトロッコ列車で降りていく。

 カメラ等はロッカーに預けていかねばならない。ヘルメット着用で、トロッコに乗りこむ。

 そのトロッコの様子はこちらのHPにて。

「凄い岩盤ですなぁ」
「よぉがんばんなはった(頑張りなさった)なぁ」
「・・・・・・・・・・・・・」
「がんばん(ガンバ)大阪・・・・・・・・ゆうたりして」

なんてオヤジギャグを飛ばしつつ地下へ。

 天井が低いのでヘルメットは必須であった。「ごめんなさい」しながら歩き続ける感じで、腰が痛くなった。(左上の写真はパンフのもの)

 撮影厳禁の筈だったが、小さなデジカメをポケットに忍ばせ、バシバシ撮っている人がけっこういた。

 トンネル、映像館、展示館を出たところのモニュメント。

 展示館の様子も先ほどのHPに載っている。(ここも撮影禁止と言われたのだが・・・・)

 


 再びバスに乗り込み、トラ展望台へ。

 
 韓国最北端の展望台とのことである。

 詳しい様子は、たとえばここで。

 残念ながら、我々の行った日は霧がひどく、対岸の様子はほとんど見えなかった。

 上掲のHPによると、北朝鮮の国旗掲揚台なども見えるようだ。

 とすると、DMZ観光パンフの表紙(左写真)のような、国旗台で北朝鮮と韓国が対峙する光景も見れたのだろうか?

 

 

 

 
 ともかく、どこに行っても迷彩服の兵士だらけ。

 国境の緊張区域なのだから当然ではあるが。

 望遠鏡はあるが、写真を撮ろうとすると、兵士に制止される。

 

 

 右上写真は、遠くから望遠で撮ったもの。

 

 


 
 

 どうもお疲れ様でした。

 
  

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