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(No125) 雨の興福寺 

 
 2008年11月8日(土)に、「興福寺 国宝特別公開2008」を観に行ってきました。

 南円堂と五重塔初層、そして東金堂のセット鑑賞券が1000円なり。


【 南円堂 】
 

 
 南円堂の回廊にあがると三重塔が見えたので撮りました。見下ろすアングルは少し珍しいかな、と。  

 
 南円堂入り口。

 堂内は下足厳禁なので、ここで履物を脱ぎます。

 ひらがなで「ここではきものをぬげ」と書いたのを、「ここで、はきものをぬげ」ではなく、「ここでは、きものをぬげ」と読んで恥をかいたなんて笑い話もありますが。 

 

 
 普段は堂内は公開されていないので、正面のここからお参りするしかありません。 

 

 

 

 

 
 これが全体像。

 気づいたことを2点ほど。

(1) 最近、四天王も飛鳥形式の法隆寺金堂四天王がいいな、と思い始めたんで、南円堂の慶派の筋肉美、躍動感あふれる四天王を久々に観たのですが、以前ほどの感動はなかった。
 以前は多聞天を中心に追いかけていたこともあって、南円堂の四天王の中でも、やはり多聞天に注目していた。今回は、剣を斜(はす)に構えた持国天がかっこいいな、と感じた。

(2) 南円堂には以前も訪れたことがあったが、その時は堂内の壁一面に広がる巨大な仏画(ご本尊の画像だっただろうか?)が掲げてあった。
 今回は、その仏画は箱に入ったままだったので、係員の女性に「今日は雨だから掲げていないのですか?」と訊いてみた。すると、「あちらは、10月17日しか掲げません」とのことであった。以前は、年に一度公開される10月17日に訪れたので、私はそれを観ていたのだった。
 

 



【 五重塔 】

 おさめられた仏像のことは、また別の機会に紹介したい。

 堂内は狭いので、自由に出入り・・・とはいかない。
 数名ずつ区切っての入場となるため、列ができていた。

 

 
 右写真で見えている、西面から入るかたちになる。

 西面は、たしか阿弥陀三尊像が安置されていた。
 

 下写真は出口となる南面。たしか、ここは釈迦三尊像が安置されていた。

 
 

 

 
 

 

 
 この通り、傘の行列ができている。

 


【 東金堂 】
 
 経文が掲げてあるのだが、何だか「子供の字」みたいやなぁと思っていあたら、ほんとに子供の字だった。

 近所の小中学生が分担して書いて奉納したものだった。

 
 


 

 


 
 

 どうもお疲れ様でした。

 
  

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