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(No32) 仏像鑑賞のご案内その32 勢至菩薩   

 望月信成・佐和隆研・梅原猛共著の『仏像 心とかたち』(NHKブックス)では、古来日本人が仏像を鑑賞するにあたっては、いわば仏像を対象に自らの抒情詩を語る方法と、専ら様式に拘泥する二つの方法があったとしている。
 私が目指すのは、後者、すなわち様式論に限定するものである。





(1)  勢至菩薩の意味

 大勢至菩薩や得大勢至と呼ばれることがある。

 観音菩薩とともに阿弥陀如来の脇侍として右側(向かって左側)に仕える。

 観音菩薩と違い、単独で信仰されることはない。


(2) 勢至菩薩のすがた

名称 顔・手足・印相 持物・装飾品 台座・姿勢 その他
勢至菩薩 手は合掌することが多い。 右手に蓮華を持つこともある。
宝冠には宝瓶をつける。
   

 



 整備中ですが、データベースは下から↓
如来部 菩薩部 明王部 天部 垂迹部


  

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