移動メニューにジャンプ

(No153) 京都国立博物館 特別展「高僧と袈裟」鑑賞記 その2


 平成22年10月に行った時の鑑賞メモの続き。

 

 


第2章 天皇家と袈裟

 京博HPにおける第2章の概要説明は、以下のとおり

 日本史には、天皇の位を降りたのち、出家して仏教修行者となる法皇がたくさん登場します。また皇族の中には、仏道に生きる法親王も存在しました。
 肖像画やゆかりの遺品を通して、法皇や天皇が身に着けた袈裟の様相を眺めます。律に準拠するだけではない、皇族独自の袈裟とのかかわりをご覧ください。

23 国宝 天皇摂関御影 甲巻  鎌倉時代(14世紀) 愛知・徳川美術館

 鳥羽院から亀山院に至る14人の肖像。

 

24 後白河法皇像  鎌倉時代(13世紀) 京都・神護寺

 後白河法皇は、頭頂が平らなことで有名なようである。

 

31 重文 後醍醐天皇像  南北朝時代(14世紀) 神奈川・清浄光寺

 画像はここここで。ただ、これも展示期間の関係で観ていない。

 

 

 


第3章 鎌倉仏教と袈裟

 京博HPにおける第3章の概要説明は、以下のとおり。

 鎌倉時代の仏教は、政治体制の変化をうけ、国家を守護するための教えから、さまざまな階層の人間を救うための教えへと、広がりをみせていきます。この仏教変革運動は、思想のみならず、袈裟にも変化をもたらしました。衣服とは、それを着用する人を表現する手段でもあります。この時代に新たに成立した宗派の袈裟は、どのようなメッセージを伝えようとしたのでしょうか。

38 重文 二十五条袈裟 道元料・大智相伝  鎌倉時代(13世紀) 熊本・広福寺

 画像はここここで。

 

40 重文 伝衣付嘱状 徹通義介・瑩山紹瑾・明峯素哲筆  鎌倉時代(14世紀) 熊本・広福寺

 画像はここここで。

 

44 阿弥衣  室町時代 大永元年(1521) 兵庫・興長寺

 阿弥衣とは時宗独特の袈裟で「むしろ」のような素材。

 


 お疲れ様でした。

 
 
  

inserted by FC2 system