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(No150) なら仏像館開幕記念特別展「仏像修理100年」 鑑賞記 その1

 平成22年7月31日(土)、鑑賞した展覧会のメモ・・・・・・の続き。



1 近代修理の始まり 修理は和歌山から始まった




 

2 近代修理の始まり 東大寺法華堂の諸仏


 


3 近代修理の始まり 興福寺の仏像


国宝 伝行賀坐像(法相六祖像) 奈良・興福寺 鎌倉時代

 上目づかいで左上を見る独特の表情。左立て膝。行賀と伝えられるが信叡では?という説あり。康慶の作といわれる。


国宝 伝神叡坐像(法相六祖像) 奈良・興福寺 鎌倉時代

 これは神叡と伝えられるが基操では?といわれる。衣のすそのくりこみが大きいなと感じた。 

 興福寺の法相六祖像については、ここで。

 


4 近代修理の始まり 法隆寺の救世観音、百済観音立像 


 法隆寺の諸仏については、例えばここで。


5 近代修理の始まり 平等院鳳凰堂の雲中供養菩薩像 


国宝 雲中供養菩薩像 南14号 京都・平等院 平安時代

 画像はここから。この菩薩が奏している楽器は揩鼓(かいこ)という楽器。

 奈良博HPではここで。


6 奈良美術院時代 唐招提寺金堂の仏像 




7 関東大震災後の仏像の修理 円応寺の十王像 


重文 初江王坐像 神奈川・円応寺 鎌倉時代 

 「初江王」とは、閻魔大王を代表とする十王(地獄で死者を裁く十尊)の一尊。
 三途の川の対岸にある初江王庁で死者の生前の罪を裁くとされる地獄の王であり、二七日(死後14日目)の審理を担当している。

 画像はここここから。

 奈良博HPではここで。



8 戦中戦後も継続して行われた修理 三十三間堂の千手観音像 


  三十三間堂の千手観音菩薩像の修理は、戦中・戦後の21年間の長期にわたり、戦時下の厳しい社会においても、戦後の混乱期にあっても継続された。

 画像はここここから。

 奈良博HPではここから。



9 修理委員会を組織して行われた修理 法隆寺中門の仁王像 



 

 どうもお疲れ様でした。

 
  

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