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(No149) なら仏像館開幕記念特別展「至宝の仏像」 鑑賞記 その3

 平成22年7月31日(土)、鑑賞した展覧会のメモ・・・・・・の続き。



第6室 菩薩

 

重文 木造 地蔵菩薩立像 奈良・東大寺 鎌倉時代

 法橋快慶の作。珊瑚の台座が珍しいと思ったが、別の像の座を転用しているとのこと。


重文 木造 地蔵菩薩立像 滋賀・長命寺 鎌倉時代

 法橋栄快の作(建長6年)。水晶を持ち、唐傘の骨のような光背。


 

第7室 明王


重文 木造 不動明王坐像 京都・正寿院 鎌倉時代

 表情がゆがんでおらず、若々しい。


重文 木造 愛染明王坐像 奈良国立博物館 鎌倉時代

 建長8年(1256)の作。快成が東大寺の材を使って造ったとされる。


  

 


第8室 檀像 


国宝 木造 薬師如来坐像 奈良国立博物館 平安時代

 HPではここで。インド風の風貌。指先の欠損が惜しい。


重文 木造 弥勒如来坐像  奈良・東大寺 平安時代

 画像はここで。いわゆる「試みの大仏」と呼ばれるもの。例えば、ここのHPなどで。

 


第10室 肖像 


重文 木造 大津皇子坐像 奈良・薬師寺 鎌倉時代

 画像は、例えばここのHPで。眉根をひそめた沈うつな表情。


重文 木造 聖徳太子立像 奈良・成福寺 鎌倉時代

 太子16歳の像。


木造 南無仏太子立像  奈良国立博物館 鎌倉時代

 太子2歳の像。画像はここで。HPではここで。

 


第11室 神仏習合 


銅造 金剛童子立像 奈良国立博物館 鎌倉時代

 画像はここで。


第12室 白鳳・天平の名品 


国宝 銅造 誕生釈迦仏立像及瓘仏盤 奈良・東大寺 奈良時代

 画像はここで。着衣で手を上げ、頭は螺髪という日本の誕生仏の代表的様式。インドや中国では釈迦でも生まれたばかりは裸で、手は下ろし、頭も螺髪にはなっていないとのこと。


重文 木造 菩薩立像  奈良・金竜寺 飛鳥時代

 画像はここで。見たとき、やたら頭のでかい、足の短いバランスの悪い仏像だなぁと思ったのだが、いわゆる幼児体形というか、飛鳥〜白鳳時代に流行した童形仏とのこと。

 


 


 

 どうもお疲れ様でした。

 
  

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