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(No127) 特別展「国宝 鑑真和上展」鑑賞記 もう半年近く前のことなんで、ただのメモだけ。
【 1 唐招提寺の美術 「工芸」・「絵画」・「書跡」 】 法華経 巻第八 平安時代 【 2 金堂の諸像 】 梵天の画像はこちら。 【 3 鑑真和上と唐招提寺 】 画像はこちら と こちら。絵巻なんで、右から見ていくと、仏像や僧がいて、船に荷物を積み込んで、出航する。 顔のアップはこちら。全体像はこちら。 国宝 舎利容器 金亀舎利塔 平安時代 国宝 方円彩糸花網 中国・唐時代 【 4 唐招提寺の美術 「彫刻」 】 重文 如来形立像 奈良時代 画像はこちら。 ほぼ等身、榧(かや)材の一木彫成像。頭部、両手先がないが、東洋のトルソとして、その美しさは名高い。 重文 増長天立像(講堂所在) 奈良時代〜平安時代 金堂の増長天は、左手を腰、右手に三鈷杵を握り振り上げているが、これはおとなし目のポーズ。 重文 衆宝王菩薩立像 奈良時代 重文 獅子吼菩薩立像 奈良時代 並んで安置されている両仏とも、あまりなじみのない名称。重量感のあるフォルムである。 【 5 授戒会・釈迦念仏会 】 重文 釈迦如来立像(礼堂所在) 鎌倉時代 画像はこちら。 像高は1.6mほど。縄状の髪、通肩の衣で、いわゆる清涼寺式の釈迦像。釈迦念仏会のコーナーに厨子とともに展示されていた。 【 6 御影堂障壁画 】 東山魁夷画伯奉納 御影堂障壁画 濤声 1975年5月完成 今回の展示のメイン和上像は、唐招提寺では御影堂に安置されている。 その御影堂の障壁画として画伯が奉納したもの。 「濤声」は、宸殿の間、その他「山雲」は上段の間、「黄山暁雲」は桜の間、「桂林月宵」は梅の間、「揚州薫風」は松の間の障壁画。 【 7 金堂修理の歴史 】 国宝 鴟尾 (西)奈良時代 (東)鎌倉時代 金堂の屋根西方に載っていた鴟尾は奈良時代のもので、いわゆる天平の甍。東方のものは、鎌倉時代に模してつくられたもの。
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